後場コメント No.3 川重、ヤマタネ、兵機海、富士通、光世証、Appier、ナレルG
★13:21 川崎重工業-もみ合い エアバスらと水素航空機の運用準備に向け連携加速
川崎重工業<7012>がもみ合い。同社は18日、エアバス(フランス)および関西エアポート(大阪府泉佐野市)と、水素航空機の運用準備に向け連携を加速すると発表した。
3社は日本において水素航空機の導入・運航を実現するために、関西エアポートが運営する関西地域の3空港(関西国際空港、大阪国際空港、神戸空港)での水素インフラ整備の実現可能性調査を実施する覚書を締結した。これにより、3空港における航空機への水素供給を具体化させるための連携を強化するとしている。
★13:35 ヤマタネ-底堅い 効率的な栽培体制構築に向け中森農産へ出資
ヤマタネ<9305>が底堅い。同社は18日13時20分、中森農産(埼玉県加須市)への出資を決定したと発表した。
コメ産地では高齢化による離農を背景に農地の集約化が進み、一生産者あたりの耕作面積が拡大することで管理の負担が増加してるという。また、気候変動リスクが高まっていることにより、コメの安定生産が困難になっているとしている。中森農産が持つシステム開発力や栽培ノウハウは、これらの産地が抱える課題解決に非常に効果的であり、同社がめざす「持続可能な農業の実現」につながるとして、出資に至ったとしている。
★13:47 兵機海運-一時ストップ高 富洋海運子会社が1株3250円でTOB 上場は維持
兵機海運<9362>が一時ストップ高。船舶貸渡業を手掛ける富洋海運(大阪府大阪市)は18日、子会社の堂島汽船が同社に対して公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。
同日付で関東財務局に提出された公開買付届出書によれば、TOBの買付価格(普通株式)は1株につき3250円。買い付け期間は10月8日~11月29日。買付予定数および上限は21万3300株。下限は設けない。TOB成立も同社の上場は維持される方針。堂島汽船は、同社株式の保有および管理などを目的に設立されている。
なお、同社は同日13時45分、TOBに対する意見表明は決定次第改めて公表するとコメントした。
★13:54 富士通-3日ぶり反発 帝京大学と生活習慣改善を促進するUXの共同研究開始
富士通<6702>が3日ぶり反発。同社は18日13時、帝京大学冲永総合研究所と、XRや空間コンピューティング、生成AIなどのデジタルテクノロジーを活用し、自身の体内の状態を深く理解することで生活習慣の改善に向けた意識向上やヘルスケアリテラシー向上をサポートするUXプラットフォームの共同研究を、同日より本格的に開始したと発表した。
両者は、2022年10月より、インフォームドコンセントにおいてXRや空間コンピューティング、生成AIを用いた医師と患者のコミュニケーションギャップの解消をめざす研究を行ってきたという。その研究成果である、患者の生体データから生成したバーチャル体内モデルや、AIメディカルサポーターのアバターなどの技術を活用し、生活習慣改善の意識向上やヘルスケアリテラシー向上をサポートするUXプラットフォームの共同研究を本格的に開始するとしている。
★14:04 光世証券-後場売り気配 上期最終赤字転落 トレーディング損益悪化など響く
光世証券<8617>が後場売り気配。同社は18日14時、25.3期上期(4-9月)の純損益は2.5億円の赤字(前年同期は1.3億円の赤字)だったと発表した。
受け入れ手数料が増加した一方、自己売買部門におけるトレーディング損益の悪化や、販管費の増加などが響いた。
★14:14 Appier-もみ合い AIに関する研究論文3本が世界的権威のある学会で採択
Appier Group<4180>がもみ合い。同社は17日、自社のAI研究チームが発表した3本の研究論文が、世界最高峰の学会「NeurIPS(人工知能、機械学習)」と「EMNLP(自然言語処理)」で採択されたと発表した。
同社ではAIの技術革新や学術的コラボレーション推進に関する取組みの一環として、2024年2月に新たにAI研究専任チームを設立し、高度な技術開発や専門性の強化に努めている。世界的に権威のある学会で3本すべての論文が採択され、AIおよび自然言語処理(NLP)分野における数少ないアジア企業として、国際的な評価を獲得することができたとしている。
★14:15 ナレルG-3日続落 9月の建築ソリューション事業の稼働率は95%
ナレルグループ<9163>が3日続落。同社は17日、9月度のKPIを発表した。同月の建築ソリューション事業の稼働率(研修生除く)は95.2%、ITソリューション事業(同)は94.7%だった。
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最終更新:10/18(金) 15:02