後場コメント No.4 TDCソフト、OKI、リンテック、王将フード、パイオラックス、ダイセル

11/7 15:33 配信

トレーダーズ・ウェブ

現在値
TDC1,465+15
パイオラク2,447-48
OKI1,056+31
リンテック3,015-60
王将フード3,105-5

★13:11  TDCソフト-後場上げ幅拡大 通期営業益を上方修正 上期は29%増
 TDCソフト<4687>が後場上げ幅拡大。同社は7日13時、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の43.0億円から47.5億円(前期比24.7%増)に上方修正すると発表した。

 上期において、各事業分野が堅調に推移する状況を受け、将来の事業拡大に向けた投資を積極的に追加拡大することを加味し、業績を修正した。
 
 25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は24.0億円(前年同期比29.2%増)だった。プロジェクトマネジメントの徹底などにより収益確保に努めた。増収効果も寄与した。

★13:16  OKI-後場急騰 上期営業益6.1倍 大型案件の継続など寄与
 OKI<6703>が後場急騰。同社は7日13時、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は61.6億円(前年同期比6.1倍)だったと発表した。

 エンタープライズソリューション事業における前年度後半からの大型案件の継続や、前年同期の部材コスト増の影響がはく落したことなどが寄与した。

★13:17  リンテック-後場上げ幅拡大 通期営業益を上方修正 増配も発表
 リンテック<7966>が後場上げ幅拡大。同社は7日13時、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の180億円から240億円(前期比2.3倍)に上方修正すると発表した。半導体・電子部品関連製品が好調な需要に支えられ当初想定を大きく上回り、ほかの製品も受注が回復する見込みであることを踏まえた。

 上期(4-9月)の連結営業利益は137億円(前年同期比4.3倍)だった。市場コンセンサスは121億円。

 併せて25.3期の中間配当を従来予想の44円に対し50円(前期中間は44円)に決定し、期末配当予想を44円から50円(前期末は44円)に上方修正すると発表した。年間配当は88円→100円(前期は88円)となる。

★13:27  王将フード-みずほが目標株価を引き上げ 営業利益ガイダンスは達成可能との見方を継続
 王将フードサービス <9936>が堅調。みずほ証券は、2025/3期営業利益ガイダンスは達成可能との見方を継続。投資判断は「買い」を継続し、目標株価は3333円→3800円に引き上げた。

 みずほでは、2024年10月31日開示の2025/3期上期決算を踏まえ、業績予想を修正。2010/3期以来、15期振りに営業最高益更新を見込む2025/3期営業利益ガイダンスは達成可能との見方を継続した。充実した教育体制を背景とした店舗調理力の高さにより堅調な売上が今後も継続するとみる点、今後も店舗数の減少が続くとみられる「町中華」需要の受け皿になる可能性に引き続き注目している。

★13:30  パイオラックス-後場急騰 通期営業益を下方修正も資本政策の実施を好感
 パイオラックス<5988>が後場急騰。同社は7日13時、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の36.0億円から24.0億円(前期比49.5%減)に下方修正すると発表した。

 上期の業績に加え、主要取引先の自動車業界の販売の動向、特に国内および中国向け販売の低迷による減収と、減収に伴い限界利益が減少する見通しであることを踏まえた。想定為替レートは1米ドル=150円。

 25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は12.7億円(前年同期比32.4%減)だった。自動車メーカーの減収による限界利益の減少や労務費の上昇などが響いた。

 併せて、資本構成の変革に向け、資本政策を実施すると発表した。3年累計で300億円の自己株式取得、27.3期までの3年間の年間配当金について92円以上を維持するほか、佐賀鉄工所との業務提携基本契約を変更し、株式を一部売却するとしている。
 
 なお株価は、自社株買いを含む資本政策の実施を発表したことが好感され、買いが優勢となっている。

★13:30  パイオラックス-後場急騰 600万株・100億円を上限に自社株買い 割合は16.9%
 パイオラックス<5988>が後場急騰。同社は7日13時、600万株・100億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2024年11月8日~2025年11月7日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は16.9%となる。

★13:30  ダイセル-後場上げ幅縮小 通期営業益を下方修正 上期は計画下回る
 ダイセル<4202>が後場上げ幅縮小。同社は7日13時20分、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の650億円から600億円(前期比3.8%減)に下方修正すると発表した。

 上期(4-9月)の経営成績、製品需要や市況の見通し、一酸化炭素プラントの安定運転確立のための計画停止を実施することなどを踏まえた。年間配当予想については55円から60円に引き上げた。中間配当は従来予想の27円に対し30円に決定し、期末配当は28円から30円に引き上げた。

 25.3期上期の連結営業利益は316億円(前年同期比18.8%増)だった。上期の会社計画は320億円。日系自動車生産台数の減少や、一酸化炭素プラントの初期トラブルの影響などにより計画を下回った。

 株価は決算発表後にマイナスに転じる場面が見られた。

★13:30  ダイセル-後場上げ幅縮小 1200万株・150億円を上限に自社株買い 割合は4.35%
 ダイセル<4202>が後場上げ幅縮小。同社は7日13時20分、1200万株・150億円を上限とした自己株取得を行うと発表した。

 取得期間は2024年11月8日~25年3月31日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は4.35%となる。取得した株式は、譲渡制限付株式報酬および譲渡制限付株式インセンティブに必要な株式数を除き、消却する意向としている。

 なお、株価は同時に発表した決算を受けて上げ幅を縮めている。マイナスに転じる場面も見られた。

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最終更新:11/7(木) 15:33

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