ソネックは、2026年3月期の配当予想を修正し、前期比および前回予想比で「増配」とする予想を、2025年11月7日の16時に発表した。これにより、ソネックの配当利回り(予想)は2.83%⇒4.71%にアップした。
ソネックは、2026年3月期の予想配当を修正し、中間配当(9月・権利確定済み)が「0円」、期末配当(3月)が「50円」、合計の年間配当額は「1株あたり50円」とすると発表した。
年間配当額の前回予想は「1株あたり30円」だったので、前回予想から「20円」の増配となる。今回の増配発表により、ソネックの配当利回り(予想)は2.83%⇒4.71%にアップすることとなった。
また、ソネックの2025年3月期の配当は「1株あたり30円」だったので、前期比でも「20円」の増配となる見込み。
ソネックは配当について、「経営体質強化の観点から内部留保に意を用いつつ、業績と配当性向などを勘案し株主の皆様への安定配当を行うことを基本方針」としている。ソネックによると、この基本方針を鑑みた結果、今回の「増配」を決定したとのこと。
なお、「増配」などが発表されたことを受けて、ソネックの株価はSBI証券の夜間取引(PTS取引)で一時、発表当日(2025年11月7日)の終値1060円より275円高い1335円(+25.94%)を記録しており、来週の株式市場でも注目を集めることになりそうだ。
●ソネックの過去10期の配当の推移は?
■ソネック(1768)の過去10期の配当の推移
期
年間配当額
期
年間配当額
2017/3
13円
2022/3
30円
2018/3
15円
2023/3
30円
2019/3
20円
2024/3
30円
2020/3
20円
2025/3
30円
2021/3
30円
2026/3
50円
(予想)
ソネックの年間配当額は、2021年3月期以降「1株あたり30円」が続いていたが、2026年3月期の配当予想「1株あたり50円」が予想通りに実施されれば、前期比で大幅な増配となる見通しだ。
また、配当額の伸び具合にも注目しておきたい。前期にあたる2025年3月期から2026年3月期までの1年間で、ソネックの年間配当額は「1株あたり30円」から「1株あたり50円」まで、1.6倍に急増している。
配当が増えているということは業績が好調な証拠でもある。実際に、ソネックの株価は約1年前にあたる2024年11月の終値835円から発表当日(2025年11月7日)の終値1060円まで、1.2倍に上昇している。
■ソネック(1768)の株価チャート/月足・10年
●ソネックの配当利回り、配当+株主優待利回りは?
ソネックの2025年11月7日時点の株価(終値)は1060円なので、配当利回り(予想)は以下のようになる。
【※ソネックの配当利回り】
株価:1060円
年間配当額:中間0円+期末50円=50円
配当利回り:50円÷1060円×100=4.71%
ソネックの配当利回りは4.71%。2025年10月の東証プライムの平均利回りは2.32%(配当実施企業のみ)なので、ソネックの配当利回りは「かなり高め」と言える。
また、ソネックは保有株式数に応じて「QUOカード」がもらえる株主優待を実施している。
■ソネックの株主優待制度の詳細
基準日
保有株式数
株主優待内容
9月末
100株以上
QUOカード1000円分
1000株以上
QUOカード2000円分
1万株以上
QUOカード5000円分
ソネックの2025年11月7日時点の株価(終値)は1060円、配当利回りは4.71%なので、「配当+株主優待利回り」を計算すると以下のようになる。
【※ソネックの配当+株主優待利回り(100株保有時)】
投資金額:100株×1060円=10万6000円
優待品(QUOカード):1000円分
株主優待利回り:1000円÷10万6000円×100=0.94%
配当+株主優待利回り:4.71%+0.94%=5.66%
ソネックの「配当+株主優待利回り」は100株保有時で5.66%と高水準。また、株主優待の内容は個人投資家に人気の「QUOカード」となっている。
ソネックは、病院・厚生施設・住宅団地・店舗・オフィスビル・工場・個人住宅など、幅広い方面で建築事業を手掛ける企業。2026年3月期(通期)の連結業績予想は、売上高32.3%増、営業利益66.7%増、経常利益61.1%増、親会社株主に帰属する当期純利益62.6%増と好調(すべて前期比)。
■ソネック
業種
コード
市場
年間配当額(予想)
建設業
1768
東証スタンダード
50円
株価(終値)
単元株数
最低投資金額
配当利回り(予想)
1060円
100株
10万6000円
4.71%
ザイ・オンライン編集部
最終更新:11/8(土) 22:35