後場コメント No.3　ライフコーポ、博報堂ＤＹ、三菱電、イオン、一工薬、リコー

★13:29　 ライフコーポ－反発　2月度の既存店売上高5％増
　ライフコーポレーション<8194>が反発。同社は7日、2月度の既存店売上高は前年同月比5.2％増だったと発表した。全店は同7.3％増となった。

★13:33　 博報堂ＤＹ－底堅い　LINEを活用した地域振興ソリューション開発にむけた実証実験を開始
　博報堂ＤＹホールディングス<2433>が底堅い。同社は8日、LINEを活用した地域の関係人口育成を目的としたソリューションの開発をめざし、新潟博報堂、新潟県と共同で、LINEアカウント「まるっと新潟ちゃんねる」を開設し、3月8日より実証実験を行うと発表した。
　
　実証実験で得られたデータは新潟県の人口減少対策を中心とした施策への活用が期待され、デジタルを活用した新潟の課題解決に、新潟県・博報堂グループ共同で取り組み、将来的には全国の各地域における関係人口の創出・拡大に挑戦するとしている。

★13:59　 三菱電機－4日続伸　次期戦闘機、輸出容認へ　歯止め」協議　自公政調会長＝日経
　三菱電機<6503>が4日続伸。日本経済新聞電子版は8日13時26分、自民党の渡海紀三朗、公明党の高木陽介両政調会長が同日、国会内で日英伊3カ国で共同開発・生産する次期戦闘機の第三国への輸出解禁を巡って協議したと報じた。

　記事によれば、輸出を容認する方向で検討すると確認し、対象国の限定などの「歯止め」策の議論に移ったという。渡海氏は協議後、記者団に「合意に向けて着々と前進している」と述べたとしている。

　3カ国による次期戦闘機の開発について、日本企業からは同社、三菱重工業<7011>、ＩＨＩ<7013>が開発に参画すると伝わっている。協議の前進を受けて、株価も買われているようだ。

★14:01　 イオン－5日続伸　衣料品SPAブランドを刷新
　イオン<8267>が5日続伸。同社8日、傘下のイオンリテールが、衣料品のレディスカジュアル部門、及びメンズカジュアル部門を子会社のトップバリュコレクションへ移管・統合したと発表した。あわせて、イオンの衣料品SPAブランド「トップバリュコレクション」のコンセプトとブランドロゴを刷新し、「TVC」の展開を進めるという。
　
　新たに誕生する「TVC」は、展開店舗数をこれまでの82店舗から289店舗へと拡大し、規模拡大のメリットを活かしたSPAモデルにより、顧客ニーズに合った商品を提供するとしている。

★14:08　 第一工業製薬－後場上げ幅拡大　通期営業益を上方修正　期末配当を増額
　第一工業製薬<4461>が後場上げ幅拡大。同社は8日14時、24.3期通期の連結営業利益予想を従来の15.0億円から18.0億円（前期比51.8％増）に上方修正すると発表した。

　売上高が市況回復による需要増加や価格転嫁の進ちょくなどから従来予想を上回る見通し。経費削減をはじめとした各種対策が進んだことも寄与する。期末配当については、従来予想の30円に対し45円（前期末は40円）に決定した。年間配当予想は65円（前期は80円）となる。

★14:09　 リコー－反発　ハイエンドコンパクトデジタルカメラRICOH GRシリーズが受注一時停止
　リコー<7752>が反発。同社傘下のリコーイメージングは8日、RICOH GRシリーズの注文受付を一時停止すると発表した。
　
　同製品は、計画を大幅に上回る注文があり、増産を進めているものの生産が追いつかない状況が続いているという。安定供給が見込める時期になり次第、受注を再開するとしている。