欧州マーケットダイジェスト・26日 株高・金利低下・円安・ドル失速

11/27 3:25 配信

トレーダーズ・ウェブ

(26日終値:27日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=156.40円(26日15時時点比△0.28円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=181.31円(△0.36円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1593ドル(△0.0002ドル)
FTSE100種総合株価指数:9691.58(前営業日比△82.05)
ドイツ株式指数(DAX):23726.22(△261.59)
10年物英国債利回り:4.423%(▲0.071%)
10年物独国債利回り:2.671%(▲0.001%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
7-9月期ノルウェー国内総生産(GDP)
(前期比)   1.1%      1.2%・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は伸び悩み。世界的な株価の上昇を背景に投資家のリスク志向が改善すると円売り・ドル買いが先行。前週分の米新規失業保険申請件数が21.6万件と予想の22.5万件より強い内容だったことが分かると全般ドル買いが加速し、23時30分前に一時156.74円と日通し高値を更新した。
 ただ、前日の高値156.98円が目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。11月米シカゴ購買部協会景気指数が36.3と予想の43.8を下回ったことも相場の重し。

・ユーロドルは底堅い動き。良好な米労働指標をきっかけにユーロ売り・ドル買いが先行すると一時1.1547ドルと日通し安値を付けたものの、前日の安値1.1512ドルが目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。米シカゴPMIの下振れも相場の支援材料となり、1時30分過ぎに一時1.1601ドルと日通し高値を更新した。

・ポンドドルは荒い値動き。英国予算責任局(OBR)が公表した財政予測では、2029-30年度の財政余力(財政規律を守りながら政府が使える余裕資金)が217億ポンドと3月時点の99億ポンドから大幅に増加したことが明らかに。英財政悪化への懸念が和らぐとポンド買いが先行し一時1.3201ドルまで値を上げた。ただ、来年の経済成長率(GDP)見通しが下方修正されたこともあり、ポンド買いは長続きしなかった。21時過ぎには一時1.3125ドルの日通し安値まで一転下落した。
 もっとも、NY市場に入ると全般ドル売りが進んだ流れに沿って再び強含む展開に。1時過ぎには一時1.3238ドルと日通し高値を更新した。

・ユーロ円は強含み。世界的な株価の上昇を背景に投資家のリスク志向が改善すると円売り・ユーロ買いが優勢に。0時過ぎに一時181.46円まで上昇し、20日に付けたユーロ導入以来の高値182.01円に近付いた。

・ロンドン株式相場は続伸。前日の米株高や本日のアジア株高を受けて、英株にも買いが入った。英OBRが秋季予算案を公表すると伸び悩む場面もあったが、引けにかけて再び強含んだ。セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株が買われたほか、HSBCホールディングスやバークレイズなど金融株が値上がりした。

・フランクフルト株式相場は3日続伸。前日の米国株相場や本日のアジア株相場の上昇を受けて投資家心理が上向くと、欧州株全般に買いが波及した。個別ではコメルツ銀行(5.80%高)やシーメンス・エナジー(5.01%高)、インフィニオンテクノロジーズ(3.70%高)などの上昇が目立った。

・欧州債券相場は上昇。本日公表された英秋季予算案では、増税策とともに将来的な財政余力が増すとの見通しが示された。英財政に対する先行き不安が和らぐと、英国債に買いが入った。

中村

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最終更新:11/27(木) 11:25

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