後場コメント No.1　水戸証、ジェネパ、Ｋｕｄａｎ、ミツコシイセタン、ＦＬＮ、サムティ

★12:31　 水戸証券－後場買い気配　前期純利益は速報値で3倍　委託手数料増加が寄与
　水戸証券<8622>が後場買い気配。同社は12日11時30分、24.3期通期の純利益は速報値で23.4億円（前の期比3.0倍）だったと発表した。日米株式市場が大幅に上昇し史上最高値を更新したことを受けて、主に委託手数料が増加したことが寄与した。決算発表は4月26日の予定。

★12:32　 ジェネレーションパス－後場プラス転換　新規事業のECサイト第3弾オープン
　ジェネレーションパス<3195>が後場プラス転換。同社は16日12時、新規事業において、プラットフォームを構成するECサイト群の第3弾として新規ECサイト「DigKag」をオープンしたと発表した。

　「DigKag」は現役のインテリアバイヤーが厳選した大型家具特化型通販サイトとなっている。25.10期以降の見通しについて現時点では未定だが、同事業ではまず3サイトを立ち上げ、数カ月間でマーケティング情報の分析および改善サイクルを構築し、1年以内に10サイト程度まで拡大する予定としている。

★12:38　 Ｋｕｄａｎ－後場プラス転換　出資先が米社と自動運転店舗の普及に向けた団体を設立
　Ｋｕｄａｎ<4425>が後場プラス転換。同社は16日11時30分、同社の製品ライセンス顧客であり出資先でもある、中国で自動運転ソリューションを開発するＷｈａｌｅ　Ｄｙｎａｍｉｃが、自動運転による移動店舗を展開する米国のＲｏｂｏｍａｒｔらと共同で、自動運転店舗の発展と開発をめざすエコシステムであるＡＲＣ（Ａｕｔｏｎｏｍｏｕｓ Ｒｅｔａｉｌ Ｃｏｌｌｅｃｔｉｖｅ）を設立したと発表した。

　併せて、Ｒｏｂｏｍａｒｔと100台目標の自動運転店舗の導入を進める戦略的パートナーシップを締結した。
　
　同社は引き続き、各顧客・パートナーとのコラボレーションを強化し、同社技術のグローバル全体における社会実装の拡大を推進するとしている。

★12:41　 三越伊勢丹－大幅安　Ｊフロントが今期営業減益見通しで急落　百貨店各社に売り
　三越伊勢丹ホールディングス<3099>が大幅安。Ｊ．フロント リテイリング<3086>が15日に、25.2期通期の営業減益見通しを発表したことが材料視されている。

　今期ガイダンスを受け、Ｊフロントの株価は7％近く下落。百貨店各社に対しても業績懸念から売りが出ている。松屋<8237>、エイチ・ツー・オー リテイリング<8242>、高島屋<8233>も安い。

★12:46　 ＦＬＮ－大幅安　上期営業赤字縮小も赤字着地を嫌気
　フューチャーリンクネットワーク<9241>が大幅安。同社は15日、24.8期上期（9-2月）の連結営業損益は700万円の赤字（前年同期は900万円の赤字）だったと発表した。

　前年同期比で増収となったものの、主に新規事業への投資影響により赤字着地となったとしている。

★12:55　 サムティ－急落　1Q最終赤字拡大　不動産開発事業の減益など響く
　サムティ<3244>が急落。同社は15日、24.12期1Q（12-2月）の連結純損益は26.0億円の赤字（前年同期は22.3億円の赤字）だったと発表した。

　不動産開発事業が減益となったことや、海外事業の損失、支払利息負担などが響いた。同社は今期から決算期を従来の11月から12月に変更する。このため、決算期変更の経過期間である今期は13カ月の変則決算となる。