東証グロ-ス指数は6日ぶり反落、戻り売り優勢だが下値は堅い展開/グロース市況
東証グロ-ス指数は6日ぶり反落、戻り売り優勢だが下値は堅い展開
東証グロース市場指数:925.83 (-3.24)
出来高:3億7785万株
売買代金:1043億円
東証グロース市場250指数:720.92 (-2.49)
出来高:1億3387万株
売買代金:885億円
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数はそろって6日ぶり反落。値下がり銘柄数は294、値上がり銘柄数は231、変わらずは63。 前日5日の米株式市場でダウ平均は5日続伸。主要企業の好決算や対イラン和平合意期待が株価を支え、ダウ平均は連日過去最高値を更新した。一方、根強い利上げ観測に長期金利が上昇したほか、スペースXや半導体のAMDが重しとなりナスダックは下落に転じた。 今日のグロ-ス市場は売り優勢だが下値は堅い展開となった。グロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は0.10%安となった。昨日の米株式市場は指数によって高安まちまちだったが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが、東証プライム市場で人工知能(AI)関連株や半導体関連株の株価の重しとなった。このところ新興市場と東証プライムは株価の連動性を強めており、今日は東証プライムで人工知能(AI)関連株や半導体関連株中心に株価が下落したことが、新興市場の株価にも逆風となった。また、東証グロース市場指数は7月29日に年初来安値をつけた後に昨日まで5日続伸し7.7%上昇しており、短期的な戻り待ちの売りも出やすかった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が5日続伸したことが東京市場の株価の支えとなった。また、原油先物価格や日米の長期金利、円相場など外部環境が落ち着いた動きだったことも新興市場で安心感となった。さらに、国内主要企業の4-6月期決算発表が続いている。新興市場企業の決算発表のピークは来週だが、東証プライムでは好決算・好業績銘柄が活発に物色されており、新興市場でも好業績銘柄への物色意欲が株価下支え要因となった。こうした状況から今日の新興市場は戻り売りが優勢だが、下値は堅い展開となった。 個別では、第1四半期営業損益が2.38億円の赤字と前年同期の1.52億円の赤字から赤字幅が拡大したデータHR<3628>、上期営業利益が10.68億円と第1四半期の6.64億円から伸び悩んだBASE<4477>、上期営業利益が1.51億円と第1四半期の1.03億円から伸び悩んだベーシック<519A>、前日まで3日連続ストップ高の反動安となったジィ・シィ企画<4073>が下げた。時価総額上位銘柄では、トライアル<141A>やパワーエックス<485A>が下落。値下がり率上位には、データセク<3905>、学びエイド<184A>などが顔を出した。 一方、第1四半期営業利益が72.0%増となったNexTone<7094>、26年6月期営業損益が黒字転換の見込みと発表したフィーチャ<4052>、通期予想の営業利益に対する第1四半期の進捗率が63.7%となったTalentX<330A>、200日線を明確に上抜け先高期待が高まったABEJA<5574>が上げた。時価総額上位銘柄では、MTG<7806>やGO<581A>が上昇。値上がり率上位には、セイワHD<523A>、ベースフード<2936>などが顔を出した。
株式会社フィスコ
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