伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」　(3月6日記）

　日経平均株価は、昨晩のNYダウが大幅安となった流れを映して、寄り付き値が下放れて始まる公算です。

　2月16日以降のジグザグの動きを継続中なら、寄り付きの下げで下値の目安へ到達して、寄り付き後の早い時間帯からすぐに上昇を開始し、4万円の節目を目指す動きになると考えられます。

　3月4日の高値4万0314円が戻り高値となって、現在が値幅の伴った調整場面へ入っているなら、目先は2月21日の安値3万8095円まで一気に下げる動きになると考えられます。

　この場合、寄り付き後すぐに下降を開始して、一気に3月1日の安値3万9224円、2月29日の安値3万8876円を目指す動きになる公算です。

情報提供：パワートレンド＝伊藤智洋のPower Trend


【伊藤智洋　プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。2月10日発売！最新刊「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない　弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。

株探ニュース（minkabu PRESS）