インヴィンシブル投資法人が第41期決算を発表、1口当たり実績分配金は1,640円

2/28 13:47 配信

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インヴィンシブル投資法人 <8963> が、第41期(2023年12月期)決算を発表した。

第41期は、4年ぶりに公募増資を行い、「フサキビーチリゾートホテル&ヴィラズ」等ホテル6物件を取得。国内の既存ホテル75物件のRevPER(客室当たり売上)は10,462円とコロナ禍前の2019年同期比11.5%増となった。ケイマン島のホテル2物件の収益が季節要因により前期を下回ったが、新規物件や既存のホテルの業績回復により、前期比23.8%増益。内部留保より16百万円を取崩し、投資口数が10.5%増加するも、1口当たり分配金は1,640円と前期比12%増となった。

期末のポートフォリオは134物件、資産規模(取得額合計)は5,486億円、有利子負債比率は47.2%。

第42期(2024年6月期)は、国内のホテル81物件のRevPERは10,193円をを見込む。またシェラトン・グランデ・トウキョウべイ・ホテルを保有するSPCの配当収入が8期ぶりに発生する。これらに伴い前期比7.7%増益を見込む。内部留保より17百万円を取崩し、1口当たり分配金は1,767円となる見通し。

第43期(2024年12月期)は、国内のホテル81物件のRevPERが12,102円を想定する。国内のホテルは増収を見込むが、SPCの配当金の減少やケイマン島のホテルの季節変動により、前期予想比1.6%減益を見込む。内部留保より17百万円を取崩し、1口当たり分配金は1,739円となる見通し。

引き続き国内外の旺盛なレジャー需要によるホテル業績の回復を見込む。中国人観光客の回復は鈍いが、航空便が夏ダイヤに切り替わるタイミングで訪日客の増加を期待する。

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最終更新:2/28(水) 13:47

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