日経平均448円高と大幅に3日続伸、堅調も取引終了にかけ上値重い=18日後場
18日後場の日経平均株価は、前日比448円90銭高の3万7845円42銭と大幅に3日続伸。TOPIX(東証株価指数)も同35.44ポイント高の2783.56ポイントと5日続伸した。日経平均は午前10時46分に同607円68銭高の3万8004円20銭を付け、取引時間中としては2月27日以来、約3週間ぶりに3万8000円を回復。現地17日の米国株式市場では、NYダウ・ナスダック総合指数がともに続伸したことを受け、朝方から買いが先行。堅調な値動きの中、ドル・円相場が1ドル=149円台の半ばから後半と、円安方向にフレたことも支えとなった。ただ、取引時間の後半には、日銀金融政策決定会合やFOMC(米連邦公開市場委員会)を控えることから、ポジション調整の売りに押され上値は重かったようだ。
東証プライム市場の出来高は18億9378万株、売買代金は4兆5850億円。騰落銘柄数は値上がりが1287銘柄と8割に迫る一方、値下がりは297銘柄だった。変わらずは53銘柄。
業種別では、全33業種のうち31業種が上昇、2業種が下落した。MS&AD <8725> 、東京海上 <8766> などの保険株や、三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> などの銀行株が上昇。伊藤忠 <8001> 、三菱商 <8058> などの卸売株や、トヨタ <7203> 、ホンダ <7267> などの輸送用機器株も高い。INPEX <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株や、住友電工 <5802> 、フジクラ <5803> などの非鉄金属株も堅調。三井不 <8801> 、菱地所 <8802> などの不動産株や、大和証G <8601> 、野村 <8604> などの証券商品先物株もしっかり。一方、東電力HD <9501> 、中部電 <9502> などの電気・ガス株や、アシックス <7936> 、任天堂 <7974> などのその他製品株が下落した。
個別では、ミガロHD <5535> 、天馬 <7958> (監理)、丹青社 <9743> 、ケアネット <2150> 、マイクロニ <6871> が上昇。半面、ギフトHD <9279> 、TBASE <3415> 、プロレドP <7034> 、セレス <3696> 、パルGH <2726> などが安い。
提供:ウエルスアドバイザー社
ウエルスアドバイザー
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最終更新:3/18(火) 15:55