日経平均は1027円安と続急落、3連休控え半導体関連を中心に下落=1日後場

11/1 15:31 配信

ウエルスアドバイザー

現在値
古河電工6,711+105
フジクラ6,273+143
アドテスト9,380+515
トヨタ2,697.5-21
ホンダ1,293.5-6.50

 1日後場は日経平均株価が、前日比1027円58銭安の3万8053円67銭と続急落。TOPIX(東証株価指数)が同51.25ポイント安の2644.26ポイントと続落した。日経平均が前日比で1000円を超える下げとなるのは9月30日(1910円安)以来、約1カ月ぶり。朝方から売りが優勢でスタート。米国市場で半導体関連株が下落した影響を受け、東京市場でも関連株が売られる展開となった。また、1日の米国では10月雇用統計や、10月ISM製造業景況指数が発表される予定にあるほか、日本では4日まで3連休となることもあり、手控えムードが強まった。取引終了にかけて下げ幅を拡大し、日経平均は午後2時47分に、同1134円59銭安の3万7946円66銭を付ける場面もみられた。

 東証プライム市場の出来高は19億9628万株、売買代金は4兆4905億円。騰落銘柄数は値上がりが219銘柄に対し、値下がりは1404銘柄と8割を超えた。変わらずは23銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち32業種が下落、1業種が上昇した。古河電工 <5801> 、フジクラ <5803> などの非鉄金属株や、トヨタ <7203> 、ホンダ <7267> などの輸送用機器株が下落。アドバンテス <6857> 、東エレク <8035> などの電気機器株や、信越化 <4063> 、日東電 <6988> などの化学株も安い。ディスコ <6146> 、SMC <6273> などの機械株や、JAL <9201> 、ANA <9202> の空運株も軟調。アサヒ <2502> 、JT <2914> などの食料品株や、MS&AD <8725> 、東京海上 <8766> などの保険株、リクルートH <6098> 、日本郵政 <6178> などのサービス株も弱い。一方、AGC <5201> 、ガイシ <5333> などのガラス土石株が高かった。

 個別では、レーザーテク <6920> 、ソシオネクス <6526> 、エンプラス <6961> 、インフォMT <2492> 、IMAGIC <6879> が下落。半面、三菱電 <6503> 、FPG <7148> 、東鉄鋼 <5445> 、一工薬 <4461> 、牧野フ <6135> などが高い。

提供:ウエルスアドバイザー社

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最終更新:11/1(金) 15:31

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