<米国株情報>チポトレ、ボートライト暫定CEOを新CEOに正式指名

11/13 10:10 配信

ウエルスアドバイザー

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SAM NYダウETF55,270+110.00

 メキシコ料理専門のファストフード大手チポトレ・メキシカン・グリル<CMG>は11日、スコット・ボートライト暫定CEO(最高経営責任者)を正式に新CEOに即日指名したことを明らかにした。

 コーヒーチェーン大手スターバックス<SBUX>が8月13日、中興の祖といわれた伝説の経営者ハワード・シュルツ取締役会長を電撃解任、新CEOにチポトレのブライアン・ニコル会長兼CEO(当時)を指名(9月9日就任)したため、チポトレはそれ以降、ボートライトCOO(最高執行責任者)を暫定CEOに指名、次期CEOを模索していた。

 市場では、これまでのボートライト氏の経営手腕が高く評価されており、今回のCEO正式指名は予想通りだったと見ている。同氏が17年にCOOに就任して以降、チポトレの株価は500%上昇していることもその裏付けとなった。

 ニコル氏の引き抜きを受け、チポトレの株価は8月当時、一時、約9%急落したが、ウェドブッシュ証券は翌8月14日、顧客向けリポートで、「レストラン業界にとってより厳しいマクロ経済環境下でも、チポトレは市場シェアの拡大を維持できると確信している」とし、チポトレの株式投資判断を「ニュートラル」(ベンチマークと同じ組入比率)から運用成績がベンチマークを上回る「アウトパフォーム」(買い推奨)に、また、向こう12カ月間の目標株価も54ドルから58ドルに引き上げた。

 また、ドイツ銀行も同日、顧客向けリポートで、「ニコル会長兼CEOの離脱後も残った幹部の高い経営能力を確信している」とし、チポトレを「買い推奨」、目標株価67ドルを維持している。

 チポトレの株価は11日、前日終値比0.78%高の59.27ドルで引け、過去3カ月間で約6%高、年初来では約30%高、過去12カ月間では約38%高と、好調を維持している。

<関連銘柄>
 NASD投信 <1545> 、NYダウ投信 <1546> 、上場米国 <1547>
 SPD500 <1557> 、NYダウ <1679> 、NYダウブル <2040>
 NYダウベア <2041>

提供:ウエルスアドバイザー社

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最終更新:11/13(水) 10:10

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