19日の米国債券相場で長期ゾーンは小反発。表面利率4.000%の10年物国債利回りは前営業日比0.01%低い(価格は高い)4.62%で終えた。イスラエルによる対イラン報復攻撃が限定的な内容にとどまったとの見方から、中東情勢の悪化に対する過度の懸念が和らぐと徐々に上値が重くなった。米連邦準備理事会(FRB)高官による利下げに慎重な発言が相次ぐ中、米利下げ開始が先延ばしになるとの観測が高まっていることも相場の重し。
トレーダーズ・ウェブ
最終更新:4/20(土) 6:09
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