後場コメント No.4 住友電、コメ兵HD、アンビス、芙蓉リース、兵機海、資生堂
★13:59 住友電気工業-みずほが投資判断引き下げ 利益拡大はおおむね織り込まれた
住友電気工業<5802>が大幅反落。みずほ証券では、26.3期に向けた利益拡大はおおむね織り込まれたと想定。投資判断を「買い」→「中立」に引き下げ、目標株価は2900円→3050円へ引き上げた。
みずほでは、株価上昇で上値余地は限定的と判断。26.3期に向けた利益拡大はおおむね織り込まれたものとみている。25.3期営業利益は会社計画比で70億円上振れの2670億円(前年比で18%増)を確保し、26.3期営業利益は2860億円(同7%増)を予想している。情報通信関連などの非自動車関連事業の利益水準の切り上がりは評価できるが、情報通信関連の営業利益構成比は26.3期みずほ証券予想ベースで9%程度に過ぎないとした。
★14:04 コメ兵HD-後場上げ幅拡大 11月度の売上高38%増
コメ兵ホールディングス<2780>が後場上げ幅拡大。同社は6日14時、11月度のコメ兵における売上高は98.3億円(前年同月比37.5%増)だったと発表した。10月度は78.6億円(同25.9%増)だった。
★14:12 アンビスHD-みずほが目標株価引き下げ 再評価にはやや時間を要する
アンビスホールディングス<7071>が4日続落。みずほ証券では、悪材料は織り込んだが再評価にはやや時間を要すると判断。投資判断は「中立」を継続し、目標株価を1750円→900円に引き下げた。
24.9期決算発表後に株価は大きく下落しており、経営戦略の変更に伴う利益率・成長性の低下やホスピス業界を取り巻くリスク要因はおおむね織り込まれたと判断している。一方、新しい経営方針の下で安定した利益率と成長率を確保できることが確認でき、株価再評価つながるまでにはやや時間を要すると考えている。
★14:28 芙蓉総合リース-底堅い 三菱商事傘下と米国で分散型太陽光発電を展開
芙蓉総合リース<8424>が底堅い。同社は6日14時10分、同社の米国現地法人が、三菱商事<8058>グループ傘下で米国最大の分散型太陽光発電(コミュニティ・ソーラー)事業会社であるNexampと、米国・イリノイ州およびニューヨーク州の脱炭素化目標の実現に貢献すべくコミュニティ・ソーラー・プロジェクトを展開すると発表した。
イリノイ州は同プロジェクトにより、CO2排出量を増やすことなく電力需要の増加に対応したより多くのエネルギーの導入が可能となるとしている。
★14:44 兵機海運-後場急騰 堂島汽船によるTOB終了 予定数21万3300株に対し応募1万4854株
兵機海運<9362>が後場急騰。同社は6日14時30分、堂島汽船による同社への公開買い付け(TOB)が終了したと発表した。
TOBの応募株式数は1万4854株だった。堂島汽船が応募株式数をすべて取得した場合、同社に対する議決権割合は1.24%になるとしている。堂島汽船が10月18日に開示した公開買付開始公告に記載された買付予定数は21万3300株だった。
★14:56 資生堂-みずほが投資判断引き下げ 改革フェーズで様子見
資生堂<4911>が3日続伸。みずほ証券では、改革フェーズで様子見とし、投資判断を「買い」→「中立」に、目標株価を4100円→2900円へそれぞれ引き下げた。
みずほの想定以上に中国とトラベルリテール(TR)市場が低迷し、インバウンドも想定を下回った。11月末に新アクションプランを発表し、中国・TR以外の地域への成長に舵を切ったものの、利益率の高いTRは代購抑制のため売り上げが大幅減収となる計画。みずほでは業績予想を見直し、来期は人件費増や中国・TRの減収により、コア営業利益は会社想定線内の369億円とした。中国関連地域の低調、米国のピークアウト、日本は市場以上の成長だがサプライズはなく、株価上昇カタリストに乏しいとしている。
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最終更新:12/6(金) 15:31