ブラジル中央銀行が6日発表した経済週報「フォーカス・ブルティン」によると、中銀の委託を受けて民間アナリストが予想した、5月8日の次回会合時点の政策金利見通しが前週予想の10.25%から10.50%に引き上げられた。1カ月前は10.25%だった。現在の金利水準は10.75%なので0.25ポイントの小幅利下げを意味する。24年末時点の見通しも9.50%から9.63%に引き上げられた。1カ月前は9.00%だった。25年末時点の見通しは9.00%に据え置かれた。据え置きは2週連続。1カ月前は8.50%だった。
また、IPCA(拡大消費者物価指数)で見た24年のインフレ見通しは前週予想の3.73%上昇から3.72%上昇に引き下げられた。1カ月前は3.76%上昇だった。25年の見通しは3.60%上昇から3.64%上昇に引き上げられた。1カ月前は3.53%上昇だった。
24年の実質GDP(国内総生産)伸び率の見通しは前週予想の2.02%増から2.05%増に引き上げられた。1カ月前は1.90%増だった。25年の見通しは2.00%増に据え置かれた。据え置きは21週連続。
一方、為替(対ドル)レートの見通しは、24年末時点の見通しが前週予想の5.00レアルに据え置かれた。据え置きは2週連続。1カ月前は4.95レアルだった。25年末時点の見通しも5.05レアルに据え置かれた。据え置きは2週連続。1カ月前は5.00レアルだった。
提供:ウエルスアドバイザー社
(イメージ写真提供:123RF)
ウエルスアドバイザー
最終更新:5/8(水) 10:03
Copyright © 2024 Wealth Advisor Co., Ltd. 記事の無断転用を禁じます。
© LY Corporation