ファイザーが上昇　株利益の見通しを上方修正＝米国株個別

（NY時間12:49）（日本時間01:49）
ファイザー　26.58（+0.96　+3.76%）

　ファイザーが上昇。取引開始前に１－３月期決算（第１四半期）を発表し、１株利益、売上高とも予想を上回った。通期ガイダンスも公表し、１株利益の見通しを上方修正した。売上高見通しは維持している。

　アナリストは「第１四半期の増収はパキロビットによるもだ」と指摘。コロナ関連の通期の売上はまだ達成可能だが、完全にリスクを取り除けるのは秋以降になるという。

（１－３月・第１四半期）
・1株利益（調整後）：0.82ドル（予想：0.51ドル）
・売上高：149億ドル（予想：139.1億ドル）
　　コミルナティ：3.54億ドル（予想：5.92億ドル）
　　パキロビット：20.4億ドル
　　エリキス：20.4億ドル（予想：19.5億ドル）
　　ビンダケル：11.4億ドル（予想：9.12億ドル）
　　ゼルヤンツ：1.94億ドル（予想：3.45億ドル）
・研究開発費（調整後） 24.8億ドル（予想：26.6億ドル）

（通期見通し）
・1株利益（調整後）：2.15～2.35（従来：2.05～2.25ドル）
・売上高：585～615億ドルを維持

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース（minkabu PRESS）