東証グロ-ス指数は4日続落、売り優勢だが下値は堅い展開/グロース市況

11/7 16:52 配信

フィスコ

現在値
GNI2,329+20
サンバイオ1,745+102
note1,521+35
サイババズ772-6
デコルテH457-2

東証グロ-ス指数は4日続落、売り優勢だが下値は堅い展開

東証グロース市場指数:913.19 (-2.91)
出来高:2億3716万株
売買代金:1093億円
東証グロース市場250指数:700.84 (-2.22)
出来高:1億3242万株
売買代金:962億円

 本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数はそろって4日続落。値下がり銘柄数は315、値上がり銘柄数は240、変わらずは45。 前日6日の米株式市場でダウ平均は反落。民間データで企業の10月人員削減が加速していることが明らかになったことや、政府機関閉鎖が過去最長を記録し終了する兆候も見られないことなどが株価の重しとなった。 今日のグロ-ス市場は売り優勢だが下値は堅い展開となった。グロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は0.21%安となった。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、昨日の東京市場では日経平均が3日ぶりに反発する一方、東証グロース市場指数は3日続落となるなど、新興市場の上値の重さが改めて意識され、投資家心理を委縮させた。一方、東証グロース市場指数は917pt台に位置する200日移動平均線近辺が引き続き下値支持帯となり、ここからの下値は限定的との見方があった。また、来週は新興市場銘柄の4-9月期決算発表が本格化することから、好決算・好業績への期待感が株価下支え要因となった。こうした状況から、今日の新興市場は朝方の売り買い一巡後は売りに押されたが、下値は堅く、東証グロース市場指数は午後は下げ幅を縮める展開となった。 個別では、25年9月期営業利益が34.3%増と第3四半期累計の60.3%増から増益率が縮小したデコルテHD<7372>、海外募集による新株式発行を発表したサンバイオ<4592>、韓国NAVER社と資本業務提携すると発表し前日ストップ高となったnote<5243>、25年9月期業績見込みを上方修正し前日ストップ高となったサイバー・バズ<7069>が下げた。時価総額上位銘柄では、サンバイオ<4592>やGNI<2160>が下落。値下がり率上位には、クラシコ<442A>、旅工房<6548>などが顔を出した。 一方、DFP-10917関連のパイプラインの進捗状況を発表したDELTA-P<4598>、25年12月期業績予想を上方修正し初配実施も発表したBASE<4477>、アルフレッサと業務提携し第三者割当による無担保転換社債型新株予約権付社債の発行を発表したケイファーマ<4896>、75日線が下値を支える形となったビジネスコーチ<9562>が上げた。時価総額上位銘柄では、トライアル<141A>やフリー<4478>が上昇。値上がり率上位には、データセク<3905>、アクセルスペース<402A>などが顔を出した。

株式会社フィスコ

最終更新:11/7(金) 16:52

最近見た銘柄

ヘッドラインニュース

もっと見る

日本株ランキング

注意事項

© LY Corporation