NY原油先物5月限(WTI)(終値)
1バレル=81.62(-0.33 -0.40%)
ニューヨーク原油の期近は反落。今週末金曜日はグッド・フライデーで世界的な金融市場が休場で、模様眺めムードが広がるなか、利益確定の売りが優勢だった。米エネルギー情報局(EIA)の週報で戦略石油備蓄(SPR)を除く原油と石油製品の在庫が減少傾向にあり、米国の需給が引き締まっているものの、足元のタイト化はほぼ織り込まれており、上値は伸びず。ボスティック米アトランタ連銀総裁が年内の米利下げ回数は1回であると見通すなど、これまで想定されてきた3回利下げの可能性がやや不透明となっていることも重し。
時間外取引で5月限は前日終値を挟んで上下し、通常取引序盤にかけて82.36ドルまで強含み。ただ、上値は重く引けにかけては81.38ドルまで軟化した。
MINKABU PRESS
みんかぶ(FX)
最終更新:3/27(水) 5:40
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