【ブリュッセル時事】週明け19日の欧州株式市場は軒並み下落した。英FT100種平均株価指数(FTSE100)は前週末終値比39.94ポイント(0.39%)安の1万0195.35で引けた。
ドイツ主要40銘柄指数(DAX)は1.34%安、フランスCAC40種指数は1.78%安、ストックス欧州600指数は1.19%安だった。
トランプ米大統領は17日、米国によるデンマーク自治領グリーンランドの領有に反対する英独仏など欧州8カ国からの全ての輸入品に最大25%の関税を課すと表明。市場では、欧州と米国の貿易摩擦が再燃するとの警戒感が広がり、輸出関連株を中心に売りが膨らんだ。
FTSEの構成銘柄では、生命科学分野などの専門的商品・サービスを提供するディプロマが3.96%安、投資会社メルローズ・インダストリーズが3.75%安、ゲーム大手ゲームズ・ワークショップが3.73%安と下げを主導。一方、スイスのチューリッヒ保険グループから買収提案を受けた保険大手ビーズリーは42.68%高と急騰し、同業ヒスコックスも9.14%高とつれ高となった。
DAXでは、スポーツ用品大手アディダスが5.19%安、高級車メーカーのポルシェが3.73%安、医療機器のシーメンス・ヘルシニアーズが3.56%安と売られた。半面、製薬大手バイエルは6.95%高、通信大手ドイツテレコムは1.96%高、防衛大手ラインメタルは0.95%高で取引を終えた。(了)
時事通信
最終更新:1/20(火) 7:26