〔NY外為〕円、153円台後半(8日朝)
【ニューヨーク時事】連休明け8日午前のニューヨーク外国為替市場では、日銀の利上げペース加速観測などを背景に海外市場で進行した円買い・ドル売りの流れが継続し、円相場は1ドル=153円台後半に上昇している。午前9時現在は153円80~90銭と、前営業日(4日)午後5時(156円15~25銭)比2円35銭の大幅な円高・ドル安。
日銀が利上げペースを加速させるとの観測が拡大する中、日米金利差が縮小するとの見方から円買い・ドル売りの勢いが強まり、8日の東京市場では円が一時152円台後半と、約7カ月ぶりの高値水準まで大幅上昇した。その後、ドルの買い戻しが入ったものの、ニューヨーク市場入り後も、円高・ドル安の流れが続いている。
片山さつき財務相は8日の記者会見で、為替動向に関し「対応方針は(7月末に)日米協調介入を実施した時から一切変わっていない」と強調。米財務省と連携し、「秩序ある為替相場の維持に取り組む」と述べた。
週内に、8月の米消費者物価指数(CPI)や卸売物価指数(PPI)の発表を控え、これらの指標から足元のインフレ動向を見極めようとの思惑も強く、様子見気分も広がっている。
ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1610~1620ドル(前営業日午後5時は1.1608~1618ドル)、対円では同178円70~80銭(同181円37~47銭)と、2円67銭の円高・ユーロ安。(了)
時事通信
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