米30年物住宅ローン金利、7.1%に上昇-昨年11月以来の高水準

4/19 2:06 配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 米国の住宅ローン金利が今年初めて7%を上回り、昨年11月以来の高水準となった。

フレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)の18日発表によると、30年物固定住宅ローン金利は平均7.1%。前週は6.88%だった。

買い手にとっては在庫が逼迫(ひっぱく)した厳しい市場環境となっている。不動産仲介業者レッドフィンによれば、借り入れコスト上昇と高い価格により、米国では住宅購入における月々の支払い額(中央値)が過去最高を記録。これが住宅販売を圧迫しており、全米不動産業者協会(NAR)が発表した3月の米中古住宅販売件数は前月比4.3%減少した。

米中古住宅販売、3月は減少に転じる-ローン金利の高止まりが影響

フレディマックのエコノミスト、サム・ケイター氏は発表文で、「金利が上昇傾向となる中、購入希望者は金利がさらに上昇する前に買うべきか、それとも年内の金利低下を期待して購入を見合わせるか検討している」と分析した。

原題:US Mortgage Rates Surge to Highest Since November, Hitting 7.1%(抜粋)

(c)2024 Bloomberg L.P.

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最終更新:4/19(金) 2:06

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