7日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、三村淳財務官の円安けん制発言を受けて、1ドル=156円台前半に下落した。正午現在は、156円33~34銭と前営業日(午後5時、156円62~63銭)比29銭のドル安・円高。
日本の大型連休中のアジア市場では、4日正午すぎに政府・日銀によるドル売り・円買い為替介入とみられる動きがあり、155円60銭台に急落。5日は買い戻しが優勢となり、米市場の終盤には157円90銭台に切り返した。6日の正午すぎには、再び155円近辺に急落した。
7日の東京早朝は買いが先行し、156円50銭台に上昇。午前は、三村淳財務官が為替市場を「引き続き警戒感を持って注視する」と強調。一方で「介入の回数を制約するルールはない」とも述べると、156円近辺に下落した。正午に向けては買い戻され、156円20銭台で推移した。
ドル円は、介入への警戒感から軟調地合いとなった。米イランの戦闘終結期待から「有事のドル買い」が一服していることも、ドル円の戻りを鈍くしている。午後も「156円台を中心に推移する」(FX会社)と予想される。
ユーロは対円で小幅安、対ドルは小幅高。正午現在は、1ユーロ=183円79~80銭(前営業日午後5時、183円80~82銭)、対ドルでは1.1756~1756ドル(同1.1734~1735ドル)。(了)
時事通信
最終更新:5/7(木) 12:33