ETF売買動向＝10日大引け、全銘柄の合計売買代金3058億円

　10日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比71.2％増の3058億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同77.3％増の2492億円だった。

　個別では上場中国Ａ株パンダ <1322> 、上場インデックスファンド世界株式（ＭＳＣＩ　ＡＣＷＩ） <1554> 、グローバルＸ　クリーンテック－日本株式 <2637> 、ＮＥＸＴ　機械 <1624> 、ＮＥＸＴ　金融 <1632> など36銘柄が新高値。日経４００ダブルインバースインデックス連動 <1472> 、中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> 、ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　金先物　ダブル・ブル　ＥＴＮ <2036> が3.96％高、純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> が3.16％高と大幅な上昇。

　一方、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　南方　中国Ａ株　ＣＳＩ５００ <2553> は3.59％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が155円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1681億1000万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1181億2000万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFでは日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が138億500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が132億3900万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が131億7300万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が109億4100万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が79億8400万円の売買代金となった。

株探ニュース（minkabu PRESS）