トランプ氏のソーシャルメディア企業、26日からナスダックで取引開始

3/26 2:57 配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): トランプ前米大統領が立ち上げたソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」の運営企業は、特別買収目的会社(SPAC)との合併が完了し、26日から株式の取引が開始される見通しとなった。これにより、トランプ氏は巨額の棚ぼた利益を得る可能性がある。

25日の発表資料によれば、トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループはSPACのデジタル・ワールド・アクイジションとの合併が完了し、26日からナスダック市場で株式の取引が開始される。ティッカーは「DJT」。

この合併により、トランプ氏は約40億ドル(約6060億円)相当の株式を手にする可能性がある。ただロックアップ契約や業績面での条件により、同氏はすぐには株式を売却できず、現在の資金不足の緩和にはつながらないかもしれない。

トランプ氏、保有株で40億ドルの棚ぼた利益も-訴訟費用も優にカバー

発表資料によれば、合併後のトランプ・メディアもデビン・ニューネス氏が引き続き最高経営責任者(CEO)を務める。同氏はカリフォルニア州選出の元下院議員で、議員を辞職してトランプ・メディアのCEOに就任した。デジタル・ワールドでCEOを務めていたエリック・スワイダー氏は新会社の取締役となる。

原題:Trump’s Social Media Company Set to Trade Tuesday on Nasdaq(抜粋)

(c)2024 Bloomberg L.P.

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最終更新:3/26(火) 2:57

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