東証グロ-ス指数は4日続落、主力が売られグロース250は1月19日以来の700割れ/グロース市況

4/4 16:44 配信

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現在値
海帆914+13
GMOFG7,220+130.00
エレメンツ753-33
QPS研究3,585+155
トライト638+18

東証グロ-ス指数は4日続落、主力が売られグロース250は1月19日以来の700割れ

東証グロース市場指数:-4.81 ()
出来高:1億4380株
売買代金1589億円:
東証グロース市場250指数:-4.03 ()
出来高1億647万株:
売買代金1107億円:

 本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに4日続落。値上がり銘柄数は217、値下り銘柄数は311、変わらずは42。 3日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は43.10ドル安(-0.11%)の39127.14ドル、ナスダックは37.01ポイント高(+0.23%)の16277.46、S&P500は5.68ポイント高(+0.11%)の5211.49で取引を終了した。ADP雇用統計が予想を上回り、利下げがさらに遠のくことを警戒した売りに、寄り付き後、下落。その後、3月ISM非製造業景況指数が予想外に低下し、消費鈍化を示唆したため金利先安観が再燃。さらに、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエルFRB議長も、引き続き年内の利下げの可能性を示唆すると、相場は上昇に転じた。終盤にかけ、消費鈍化を警戒した売りが上値を抑制しダウは再び下落した一方、ナスダックは利下げ期待の再燃でかろうじてプラス圏を維持し、まちまちで終了。 米国株が高安まちまちだったものの、東証プライム市場が前日の反動で買い優勢となったことが影響し、東証グロース市場も買い優勢で取引を開始した。ただ、朝方の買いが一巡した後は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに前日比マイナス圏に突入。引き続き直近IPO銘柄に関心が向かい、両指数はさえない展開となり、東証グロース市場250指数は終値ベースで1月19日以来となる700ポイント割れとなった。 個別では、直近IPOのエルイズビー<145A>、イシン<143A>、トライアルホールディングス<141A>が売り優勢となった。時価総額上位銘柄では、トライト<9164>、GMOフィナンシャルゲート<4051>などが売られた。下落率上位銘柄では、ELEMENTS<5246>、海帆<3133>、QPS研究所<5595>がランクイン。 一方、マネロン対策に関する記事が伝わったことでカウリス<153A>が買い優勢となった。時価総額上位銘柄では、GENDA<9166>、ジーエヌアイグループ<2160>が買われた。上昇率上位銘柄では、TORICO<7138>、キャスター<9331>、かっこ<4166>がランクイン。 東証グロース市場Core指数では、GENDA、ジーエヌアイグループのほか、サンウェルズ<9229>、ライフネット<7157>が上昇した。 なお、本日東証スタンダード市場に上場したアズパートナーズ<160A>の初値は公開価格を52.2%上回る2923円となった。

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最終更新:4/4(木) 16:44

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