「ぬれバーガー」って何? 日本人を魅了する“ワイン大国トルコ”の3つの絶品料理

5/13 12:02 配信

ダイヤモンド・オンライン

 海外・国内旅行ガイドブックの決定版『地球の歩き方』から、今回紹介する記事は「『ぬれバーガー』って何? 日本人を魅了する“ワイン大国トルコ”の3つの絶品料理」です。トルコ料理と聞くと、ケバブやトルコアイスをイメージする方が多いかもしれません。実はトルコ料理は、中国料理、フランス料理とともに世界三大料理に数えられ、地理・歴史的な影響により多様性に富んだ料理として発展してきました。今回はトルコ料理の魅力と、トルコへの行き方を紹介します。(写真/iStock、永倉・文/地球の歩き方 永倉)

● 欧亜交易の拠点で生まれた トルコ料理の特徴

 トルコ料理の魅力は、その多様性と豊かな味わいにあります。ヨーロッパとアジアの間にあるトルコは、シルクロードの一部として交易の拠点となっていました。そのため、昔から新鮮で質の高い食材や豊富に使われていたことや、さまざまなスパイスやハーブが用いられたことも、独自の食文化形成の一因となっています。

 トルコ料理を代表する料理といえば、やはりケバブ。一般的に、ケバブには牛や羊、鶏肉が使われ、串に刺して焼き上げられます。肉は焼く前にしっかりと味つけされるため、ジューシーで風味豊か。ケバブは店や地域によって味付けや付け合わせが変わり、さまざまなバリエーションがあるので、現地で食べ歩きをしてみるのもおすすめです。

 最近ではハンバーガーを蒸したピザまんのような「ぬれバーガー(Islak Hamburger)」や、焼きたてのサバをトマトやタマネギなどの野菜とともに挟んだ「サバサンド(Balik Ekmek)」などのストリートフードも、日本人観光客に人気となっているようです。

● 知られざるワイン大国 世界屈指のブドウ生産量

 また、あまり知られていませんが、実はトルコはワイン大国。5000年以上の長きにわたってワインが造られてきており、ブドウの生産量は世界第6位(※)を誇ります。とりわけワインが多く造られているのはカッパドキア、ヨーロッパ側にあるトラキア地方やエーゲ海地方。これらのエリアを回ってワイナリー巡りをすれば、きっと特別な旅になるでしょう。

● トルコへの行き方

 日本からトルコ最大の都市イスタンブールへは直行便が就航しています。フライト時間は約13時間。直行便を運航している航空会社はターキッシュ エアラインズとANA(ターキッシュ エアラインズとのコードシェア便)です。

 ターキッシュ エアラインズは東京(成田・羽田)、大阪(関空)からそれぞれ毎日運航しているため、旅行スケジュールが組みやすいのがポイント。「航空業界のアカデミー賞」と呼ばれるSkytrax社のアワードで「ベスト エアライン ヨーロッパ賞」を受賞したサービス品質の高さも魅力です。

 日本ではまだまだその魅力が知られていないトルコ料理。現地を訪れれば今回紹介したもの以外にも、お気に入り料理や興味深い食文化にたくさん出合えるはずです。次の休みには、トルコ旅行を検討してみてはいかがでしょうか?

 ※国連食糧農業機関の統計(2022年)による

 ※本記事は、2024年4月26日現在のものです。

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最終更新:5/13(月) 12:02

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