5月1日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反落し、前日比131.61円安の3万8274.05円で取引を終えた。米長期金利の高止まりが嫌気されて米国市場が大幅安となった流れが国内市場にも波及し、下げ幅は一時300円超に達する場面もあった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、スクウェア・エニックスHD <9684> が反発し、終値ベースで3月25日以来の6000円台を回復した。スクエニHDは、前日4月30日にコンテンツ制作勘定の廃棄損として、約221億円の特別損失を計上する見込みと発表したものの、これで悪材料出尽くしとの見方が優勢な展開となったようだ。
半面、コーエーテクモHD <3635> が大幅反落し、年初来安値を更新した。コーエーテクモHDは、前日4月30日に2024年3月期決算と同時に発表した今期の業績予想が中期計画の目標値を下回る見通しとなっていたことが市場から嫌気されたようだ。
子会社リベル・エンタテインメントとポニーキャニオンの新作『18TRIP』のリリース日決定で前日は買われたアエリア <3758> は反落した。
保有IPである「Wizardry(ウィザードリィ)」のシリーズ第1作のリメイク作品を材料に直近買われていたドリコム <3793> は4日ぶりに反落した。
gamebiz
最終更新:5/1(水) 17:21
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