本土前引け:反落、米FOMC議事要旨を嫌気 利益確定売りが重荷

5/23 12:53 配信

トレーダーズ・ウェブ

 23日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比1.00%安の3126.82ポイントだった。深セン成分指数は1.19%安の9577.91ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5274億200万元だった。

 上海総合指数は安く寄り付いた後に序盤に下げ幅を拡大し、その後はおおむね下落率1%付近の水準でもみ合った。22日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が利下げに消極的なタカ派的内容だったことを受け、米長期金利が上昇し、為替市場で米ドル高・人民元安が進んだことを嫌気。指数は依然として約8カ月ぶり高値圏で推移しているだけに、利益確定売りも引き続き重荷となった。

 セクター別では、貴金属とバッテリー素材が全面安。不動産サービス、不動産開発、教育なども売られた。半面、造船の一角が堅調だった。

 上海B株指数は1.04%安の254.56ポイント、深センB株指数は0.52%安の1135.31ポイントだった。

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最終更新:5/23(木) 12:53

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