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ピクセルカンパニーズ、子会社のピクセルゲームズの全株式及び貸付債権をマレーシアTRICOA社などに譲渡

3/28 8:30 配信

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ピクセルカンパニーズ株式会社(2743)は、2024年3月22日開催の取締役会において、同社連結子会社であるピクセルゲームズ株式会社(東京都港区以下「PXG」)の全株式並びにPXGに対して同社が有する貸付債権をTRICOA.CO.LTD(マレーシア、以下「TRICOA社」) 及び海外法人1社、個人投資家1名の計3者に譲渡することを決議し、TRICOA社及び海外法人1社及び個人投資家1名と合意して当該譲渡を実行することとした。

ピクセルゲームズは、カジノ用ゲーム機の開発、制作、販売、輸出入及び保守管理を行う。

TIRICOA 社は、マレーシア、ラブアン諸島を拠点に置き、オランダ王国キュラソー島のキュラソーゲーミング協会が発行するキュラソーオンラインカジノライセンスを所有し、オンラインカジノの運営に向け準備を進めている他、ゲームコンテンツの開発、運営を行う。




株式譲渡及び債権譲渡の理由

ピクセルカンパニーズは、2022年2月15日付「グループ事業再編の検討開始に関するお知らせ」の公表のとおり、事業の選択と集中を掲げ、既存事業の見直しと今後の同社グループにおける中核事業の成長の可能性に対して経営資源を集中させグループ全体の企業価値向上を目指し検討してきた。

エンターテインメント事業においては 2020 年よりコロナ禍の影響により一時事業を休止せざるを得ない状況であり、現時点においても人員確保が困難なことから事業復旧が難航している状態が続いていた。業績についても赤字が続いている状況から事業譲渡することに決定した。

その結果、保有するPXGの発行済全株式並びに同社がPXGに対して有する貸付債権を外部の第三者に譲渡することにした。

ピクセルカンパニーズは譲渡を実現すべく、同社代表取締役の吉田弘明氏が相手先を募っていたところ、TRICOA社と海外法人1社、個人投資家1名の計3者が譲受の意向を表明した。

ピクセルカンパニーズは、ゲーミングマシンのライセンスを取得したい意向を兼ねてより伺っており、今回の譲渡についての打診をしたところPXGの取得によってオンラインカジノ向けのサービスが提供可能となり、同社が事業の強化を図ることが期待できると判断され、譲受の意向を表明された。

また、株式の共同保有をする海外法人と個人投資家1名においては、ピクセルカンパニーズを通じて TRICOA 社と接触し、同社がPXG取得によって期待される新たなサービス展開に期待され、協議の結果、共同保有をすることとなった。 PXG 譲渡における契約締結後、速やかにピクセルカンパニーズの役員の兼務関係を解消する。




日程

取締役会決議日  2024 年3月22日

契約締結日    2024 年3月22日

株式譲渡及び債権譲渡実行日  2024 年4月1日(予定)

【その他の製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら】

(提供:日本M&Aセンター)



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最終更新:3/28(木) 8:30

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