アップルが下落 トランプ大統領の要求は大きな課題=米国株個別
(NY時間09:51)(日本時間22:51)
アップル 195.92(-5.45 -2.70%)
アップルが下落して始まっている。取引開始前にトランプ大統領が同社に対し、アイフォーンを米国内で生産しない場合、同社に25%以上の関税を課すと脅した。大統領はソーシャルメディアへの投稿で「私は以前からアップルのクックCEOに、米国で販売されるアイフォーンは米国で組み立てられるべきで、インドやその他の国で製造されるべきではないと伝えてきた。もし、そうでない場合、アップルは25%以上の関税を支払わなければならない」と述べた。
アイフォーンのサプライチェーンを長年に渡り中国に依存してきた同社にとって、トランプ大統領の要求は大きな課題となる。潤沢な資金を持つ同社であっても、アイフォーンを全面的に米国内で製造するのは極めて困難。
国内のエンジニアリングや製造分野の人材不足が障壁となり、短期的な実現はほぼ不可能と見られる。同社は現在、アイフォーンの大半を中国で製造しており、米国内にはスマートフォンの生産拠点を持っていない。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース(minkabu PRESS)
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最終更新:5/23(金) 22:53