〔東京外為〕ドル、157円台前半=利上げ加速観測などで下落(3日午後3時)
3日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、日銀の利上げペースが加速するとの観測などを受けて1ドル=157円台前半に下落している。時間外取引での米長期金利の低下も圧迫要因。午後3時現在、157円37~38銭と前日(午後5時、159円69~69銭)比2円32銭の大幅ドル安・円高。
前日の海外市場では、米国時間の序盤は大口の売りに押され、158円20銭台に急落した。中盤から終盤にかけては、原油価格の高止まりなどで、159円近辺まで買い戻されたものの、日本政府・日銀の介入警戒感から158円60銭台まで下落した。
東京早朝は、いったん押し目買いが入り、午前9時すぎに158円95銭前後に浮上。もっとも、その後は戻り売りに押され、じり安基調をたどった。正午前後は158円前後まで水準を切り下げた。午後も米金利低下を眺めて売り優勢となり、午後1時すぎに157円50銭台に続落。いったん戻したものの、午後3時かけては売り直された。
前日に高田創日銀審議委員が利上げペース加速に前向きな発言を行ったことが改めて意識され、「ドル円の売りを誘っている」(運用会社エコノミスト)という。また、べセント米財務長官が前日、高市政権のリフレ政策転換を求めことも「ドル円の圧迫要因」(同)という。このほか、「158円割れでストップロスの売りが加速した」(為替ブローカー)ことも下値模索につながり、「なお売られやすい」(同)との声が聞かれる。
ユーロも午後は対円で軟調、対ドルは強含み。午後3時現在、1ユーロ=182円54~56銭(前日午後5時、184円89~90銭)、対ドルでは1.1599~1599ドル(同1.1577~1578ドル)。(了)
時事通信
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