本土前引け:3日ぶり反落、利益確定売り優勢 貴金属株・石炭株が安い

3/12 12:46 配信

トレーダーズ・ウェブ

 12日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.47%安の3054.12ポイントだった。深セン成分指数は0.05%高の9586.75ポイントと小幅ながら3営業日続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7336億3800万元だった。

 上海総合指数は小安く寄り付いた。序盤に一時高くなったものの、再びマイナス圏に沈む展開。前日終値は昨年11月15日以来およそ4カ月ぶり高値だっただけに、いったん利益を確定する売りに押された。もっとも、全国人民代表大会(全人代)の閉幕後に中国当局が具体的な産業振興策を打ち出すとの期待は根強く、下値は限定的。人民元相場の上昇も投資家心理を一定程度は支えているもよう。

 セクター別では貴金属が全面安のほか、石炭、電力、鉄鋼が売られた。半面、医薬品や医療サービス、酒造、自動車部品が買われた。

 上海B株指数は1.02%安の260.78ポイントと続落。深センB株指数は0.49%高の1081.63ポイントと3営業日続伸した。

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最終更新:3/12(火) 15:36

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