3月iPhone中国出荷12%増、値下げ寄与 年初の落ち込みから回復

5/9 0:55 配信

ロイター

[北京 8日 ロイター] - 米アップルの中国におけるiPhone出荷台数が3月に前年比約12%増加した。国信息通信研究院(CAICT)のデータから分かった。最大10%の値引きが寄与したとみられる。

CAICTのデータによると、3月の国外ブランドのスマートフォンの出荷台数は前年同月の335万台から375万台に増加した。データにはアップルとは明記されていないものの、iPhoneが国外ブランドスマホの大半を占めるため、アップルの業績を反映しているとみられる。

ロイターの算出では、アップルの1─2月の売り上げは37%減少しており、3月は大きく回復したことになる。

調査会社カウンターポイントによると、第1・四半期の中国でのiPhone出荷台数は19%減で、2020年以降で最大の落ち込みとなった。

アップルが2日発表した第2・四半期(1─3月)決算では、グレーターチャイナ(大中華圏)の売上高は8.1%減の163億7000万ドルで、ビジブル・アルファがまとめたアナリスト予想の155億9000万ドルを上回った。

ロイター

関連ニュース

最終更新:5/9(木) 0:55

ロイター

最近見た銘柄

ヘッドラインニュース

マーケット指標

株式ランキング