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アジア株 上海香港は上昇、中国株に楽観的な見方広がる(?) 欧米大手金融機関が投資家が戻ってきていると指摘

3/8 11:30 配信

みんかぶ(FX)

アジア株 上海香港は上昇、中国株に楽観的な見方広がる(?) 欧米大手金融機関が投資家が戻ってきていると指摘

東京時間11:14現在
香港ハンセン指数   16458.11(+228.33 +1.41%)
中国上海総合指数  3032.73(+5.33 +0.18%)
台湾加権指数     19998.83(+305.31 +1.55%)
韓国総合株価指数  2683.13(+35.51 +1.34%)
豪ASX200指数    7824.70(+60.99 +0.79%)

アジア株は軒並み上昇、前日の米株高を受け買い優勢で始まった。また、中国株に対して楽観的な見方も広がっているもよう(?)。
中国証券時報は外国人投資家は中国株に対し「楽観的」だと一面で報じた。UBSは中国A株に対し楽観的だと述べており、モルガンスタンレーは中国株に対する弱気な見通しが和らいでおり世界のファンドが中国株式市場に戻ってきていると指摘。ゴールドマンサックスは政府系ファンドの積極的な介入が相場を支えており、投資家の信頼を高める役割を果たしているとして中国A株を「オーバーウエイト」で維持した。

当局の株取引制限強化や介入で株下落が止まっただけであり、ファンダメンタルズは改善していない。
来週11日に全人代が閉幕するが首相は今年から記者会見を行わないとしており、政府に対する不信感が高まっている。今年の成長率目標を「5%前後」と野心的な水準に設定したが、大規模な支援策が打ち出される可能性は低く目標達成は不可能だろう。いくら中国株が割安とは言え、不動産不況やデフレ問題など懸念材料山積みの中、投資家はわざわざ中国株を選ぶのだろうか。

今週末は中国2月の消費者物価指数が発表される。1月は-0.8%と4カ月連続でマイナス、2009年9月以来の大幅なマイナスとなった。2月は春節連休の影響で+0.3%と5カ月ぶりにプラスに転じると予想されている。ただ、不動産不況などで消費者心理は完全には改善はしていないため、CPIの上昇は一時的だろう。生産者物価指数は17カ月連続でマイナスとなる見通し。

香港株は大幅上昇。不動産やハイテク、消費者サービス関連が総じて上昇。好決算と自社株買いを発表し、きのうまで2営業日続けて大幅上昇したJDドットコムは反落、週末を前に調整売りに押されている。

上海株は小幅高、今週末のCPI・PPI発表を前に警戒感が高まっている。エネルギー関連や金融、生活必需品が軒並み下落している。一方、ハイテクや医療品、公益、素材関連の一角は上昇。

台湾株は5営業日連続で史上最高値を更新、史上初の2万ポイント台突入。TSMCなど半導体関連が総じて上昇している。

みんかぶ(FX)

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最終更新:3/8(金) 11:30

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