本土大引け:4日続伸、3100ポイント回復し約7カ月ぶり高値

4/29 16:27 配信

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 週明け29日の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日続伸。終値は前営業日比0.79%高の3113.04ポイントだった。深セン成分指数は2.22%高の9673.76ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆2111億3100万元だった。

 上海総合指数は反落して始まった後、ほどなくプラス圏に浮上すると、心理的節目の3100ポイントを回復した。5月1日から労働節(メーデー)の連休が始まるとあって、終盤は持ち高調整の売りが相場の重しとなったが、終値は昨年9月25日以来、約7カ月ぶり高値だった。前週末の米株高が好感されたほか、中国の住宅購入の規制緩和が全国的に拡大していることなどが投資家心理を強気に傾けた。セクター別では、自動車サービスと風力発電設備が全面高。不動産サービスや不動産開発、バッテリーなども買われた。半面、貴金属や採掘が売られた。

 A株市場では、不動産大手の万科企業(000002)がストップ高を付けたほか、保利発展控股集団(600048)や招商局蛇口工業区控股(001979)も大幅高だった。中国太平洋保険(601601)や中国人寿保険(601628)の上昇も目立った。半面、大秦鉄路(601006)が売られたほか、シノペック(600028)やペトロチャイナ(601857)も安かった。

 上海B株指数は1.77%高の256.86ポイント、深センB株指数は2.43%高の1107.09ポイント。

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最終更新:4/29(月) 16:27

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