〔NY外為〕円、154円台前半(18日朝)

4/18 22:11 配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】18日午前のニューヨーク外国為替市場の円相場は、日本政府・日銀による円買い・ドル売り介入への警戒感がくすぶり、1ドル=154円台前半で小動きとなっている。午前9時現在は154円30~40銭と、前日午後5時(154円35~45銭)比05銭の円高・ドル安。
 日米韓財務相は前日の会合後に発表した共同声明で、為替市場の動向について「最近の急速な円安・ウォン安に関する日韓の深刻な懸念を認識する」と表明。これを受けて介入警戒感が強まり、円は海外市場を通じて154円台前半でもみ合った。
 ニューヨーク市場入り後に発表された米経済指標は、13日までの週の新規失業保険申請が前週比横ばいの21万2000件。引き続き低水準にとどまり、労働需給の引き締まりを示唆する内容だった。また、4月の米フィラデルフィア連銀地区の製造業景況指数は総合で15.5と、2年ぶりの高水準を記録。米長期金利も再び上向いており、円が下押しされやすい地合いが続いている。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.0660~0670ドル(前日午後5時は1.0668~0678ドル)、対円では同164円60~70銭(同164円72~82銭)と、12銭の円高・ユーロ安。(了)

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最終更新:4/18(木) 22:34

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