後場コメント No.3  兼房、楽天G、リコーリース、住友商、シード

5/2 15:02 配信

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現在値
楽天G795.6+5.60
兼房806+16
シード590-3
住友商4,109-22
リコーリス5,150+20

★13:43  兼房-後場急騰 前期最終益を上方修正 為替の影響踏まえる
 兼房<5984>が後場急騰。同社は2日13時40分、24.3期通期の連結純利益予想を従来の5.0億円から8.9億円(前期比30.6%減)に上方修正すると発表した。為替の影響を踏まえ見通しを引き上げた。決算発表は5月10日の予定。

★13:50  楽天G-底堅い 韓国の新規参入の携帯キャリア事業者と戦略的協業
 楽天グループ<4755>が底堅い。同社は2日、傘下の楽天モバイル、楽天シンフォニーが韓国の新規参入の携帯キャリア事業者であるSTAGE Xと、戦略的協業の覚書を締結したと発表した。
 
 同覚書締結を通じ、楽天モバイルの業界で培ってきた知見に加え、楽天シンフォニーの先進的な通信ソリューションを通じて、事業運営から技術分野に至るまで、Stage Xが今後展開するプロジェクトにおいて様々な側面から協力していくことを協議するという。
 
 また、3社はハイバンド(28GHz帯域)だけでなくミッドバンドへの周波数拡大や6Gをベースとした全国ネットワークの構築などについても長期的な視点で検討し、協力を進めるとしている。

★14:12  リコーリース-底堅い 今期最終益30%増見込む 前期は24%減
 リコーリース<8566>が底堅い。同社は2日14時、25.3期通期の連結純利益予想を147億円(前期比30.3%増)に、年間配当予想を165円(前期は150円)にすると発表した。
 
 資産利回りの改善、再リース・物件売却収益などを要因として、リース・割賦が業績をけん引する見通し。

 24.3期通期の連結営業利益は113億円(前の期比24.2%減)だった。投資有価証券評価損51億円の計上が響いた。

★14:25  住友商事-後場上げ幅拡大 今期最終益37%増見込む 新中計と自社株買いも発表
 住友商事<8053>が後場上げ幅拡大。同社は2日14時15分、25.3期通期の連結純利益予想(IFRS)を5300億円(前期比37.2%増)に、年間配当予想を130円(前期は125円)にすると発表した。市場コンセンサスは4973億円。

 非資源ビジネスは、鋼管事業、建設機械事業、不動産事業、アグリ事業などを中心に着実な利益成長を見込む。

 24.3期通期の連結純利益は3864億円(前の期比31.7%減)だった。人件費上昇や、北欧駐車場事業およびマダガスカルニッケル事業の減損損失、ミャンマー通信事業における貸倒引当金の計上、資源価格の下落などが響いた。会社計画は5000億円だった。

 併せて、2024年度~26年度を対象とする中期経営計画を策定したことも発表した。定量目標として、最終年度の純利益目標は6500億円とする。総還元性向を40%以上として、配当および柔軟かつ機動的な自己株式取得を実施する。累進配当により、配当のさらなる安定性向上および利益成長に応じた増配もめざすとしている。

 なお、株価は同時に発表した自社株買いも材料視されている。

★14:25  住友商事-後場上げ幅拡大 1900万株・500億円を上限に自社株買い 消却も発表
 住友商事<8053>が後場上げ幅拡大。同社は2日14時15分、1900万株・500億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月7日~7月19日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.6%。

 併せて、上記により取得する自己株式の全株式数を消却することも発表した。消却予定日は8月28日としている。

★14:30  シード-反発 シード鴻巣研究所2号棟別館が竣工
 シード<7743>が反発。同社は2日、建設を進めていたシード鴻巣研究所2号棟の別館が計画通りに完成し2024年4月30日に竣工したと発表した。
 
 今回新設した2号棟別館への製造設備導入後の本格稼働により、シード鴻巣研究所のコンタクトレンズ生産能力は月産約6500万枚となる見込みだとしている。

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最終更新:5/2(木) 15:02

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