カナダ、トランプ関税で報復も=対象選定に着手―米報道
【ニューヨーク時事】カナダ政府は、トランプ次期米大統領がカナダからの輸入品に25%の関税を課した場合に、報復関税を導入する検討を始めた。米メディアが27日報じた。既に対象品目を選ぶ作業に着手したものの、まだ決定には至っていないという。
米国の原油輸入の約60%はカナダからとされる。25%の関税が発動されれば、トランプ氏が大統領選で掲げたエネルギー料金を半分に引き下げる公約の実現は難しくなるとみられている。
時事通信
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最終更新:11/28(木) 11:27