メキシコ大統領、移民流入停止に同意=トランプ氏との会談で
【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は27日、メキシコのシェインバウム大統領と電話会談し、不法移民や合成麻薬の米国への流入について協議した。トランプ氏はSNSで、シェインバウム氏がメキシコを通過して米国に流入する不法移民を止めることに同意したと明らかにした。
トランプ氏は「非常に生産的な対話」だったと強調、「メキシコは(米国との)国境に向かう人々を即座に止めるだろう」と書き込んだ。シェインバウム氏もX(旧ツイッター)への投稿で、トランプ氏と「素晴らしい対話をした」と説明した。
トランプ氏は25日、不法移民と合成麻薬「フェンタニル」流入への対抗措置として、メキシコとカナダに25%の関税を課すと表明。両国に対応を迫っていた。
時事通信
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最終更新:11/28(木) 11:46