〔米株式〕NYダウ下げ幅拡大、一時300ドル超安=ナスダックも安い(22日午後)

5/23 4:09 配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】22日午後のニューヨーク株式相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表をきっかけに売りが加速し、下げ幅を拡大している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は一時前日終値比で313ドル余り下げた。午後2時45分現在は298.68ドル安の3万9574.31ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は108.08ポイント安の1万6724.54。
 米連邦準備制度理事会(FRB)が午後公表したFOMC議事要旨(4月30日、5月1日開催分)によると、インフレ低下が進まなかったことを受け、多くの参加者が現行政策金利がどの程度米景気を冷やし、インフレ抑制効果があるのか不透明との見解を示した。また参加者数人は、インフレリスクが浮上すれば追加利上げする意向を表明していた。これ受けて、市場は売りで反応し、150ドル余りレンジを切り下げた。(了)

時事通信

最終更新:5/23(木) 4:35

時事通信

最近見た銘柄

ヘッドラインニュース

マーケット指標

株式ランキング