【ニューヨーク時事】米民間有力調査会社コンファレンス・ボード(CB)が20日発表した10月の米景気先行指標総合指数(2016=100)は103.9と前月から0.8%低下した。市場予想(ロイター通信調べ=0.7%低下)を下回った。
一致指数は変わらずの110.8、遅行指数は0.1%上昇の118.6だった。
CBの指標担当者は「9月には一服していたが、景気先行指数は再び近くリセッション入りすることを示唆している」と指摘。その上で「インフレの高止まりや高金利、消費の落ち込みにより、ごく短期間リセッションが起きるだろう。2024年の実質GDP(国内総生産)は0.8%上昇と予想している」と述べた。(了)〈STAT〉
時事通信
最終更新:11/21(火) 2:25
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