4日後場の日経平均株価は前週末比218円19銭高の2万6153円81銭と4営業日ぶりに大幅反発。朝方は、前週末の米国株式市場で長期金利の低下を背景に主要3指数が上昇した流れを受け、買いが先行した。前週末に大幅に3日続落した反動もあり、前場の早い段階で2万6258円86銭(前週末比323円24銭高)まで上昇した。一巡後は、時間外取引での米株価指数先物の下げが重しとなり、先物売りを交えて上げ幅を縮小し、一時2万5945円83銭(同10円21銭高)まで押し戻された。その後は、根強い買いに持ち直し、引けにかけて引き締まった。なお、東証プライム銘柄の82%が上昇した。
東証プライムの出来高は10億9779万株、売買代金は2兆4396億円。騰落銘柄数は値上がり1515銘柄、値下がり286銘柄、変わらず37銘柄。
業種別では、東電力HD <9501> 、東北電力 <9506> 、関西電力 <9503> などの電気ガス株が上昇。INPEX <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株も引き締まり、三菱商 <8058> 、三井物産 <8031> 、丸紅 <8002> などの卸売株も高い。JPX <8697> 、オリックス <8591> などのその他金融株や、大和証G <8601> 、野村 <8604> 、SBI <8473> などの証券商品先物株も値を上げた。エムスリー <2413> 、リクルートHD <6098> 、楽天グループ <4755> などのサービス株や、トヨタ <7203> 、SUBARU <7270> 、いすゞ <7202> などの輸送用機器株も買われた。アステラス薬 <4503> 、エーザイ <4523> 、中外薬 <4519> などの医薬品株も堅調。
半面、コスモエネH <5021> 、富士石油 <5017> などの石油石炭製品株が軟調。第一生命HD <8750> 、T&DHD <8795> などの保険株も安い。
個別では、東京エネシス <1945> 、トビラS <4441> 、ラクス <3923> 、Ubicom <3937> 、ウェザーニューズ(WNIウェザ) <4825> などの上げが目立った。半面、Wスコープ <6619> 、ロードスター <3482> 、KeePer <6036> などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、31業種が上昇した。
提供:モーニングスター社
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最終更新:7/4(月) 15:12
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