今晩のNY市場はもみ合いか。昨日は上昇してスタートしたものの、6月消費者信頼感指数の大幅悪化を受けて主要3指数がそろって続落して終了した。先週に主要3指数がそろって4週ぶりに大幅反発したことで高まったボトムアウト期待が後退し、3指数がそろってほぼ安値引けとなった。今晩の取引では、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注目する米5月個人消費支出(PCE)価格指数の発表を30日に控えて指標結果待ちのスタンスが予想される中、ECBフォーラムでのパウエルFRB議長の発言や、1-3月期GDP確報値などの経済指標が焦点となりそうだ。
今晩の経済指標・イベントはMBA住宅ローン申請指数、1-3月期GDP確報値、パウエルFRB議長発言(ECBフォーラム)、EIA週間在庫統計など。企業決算は寄り前にペイチェックス、マコーミック、ゼネラル・ミルズなどが発表予定。(執筆:6月29日、14:00)
トレーダーズ・ウェブ
最終更新:6/29(水) 20:37
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