28日前引けの日経平均株価は前営業日比40円58銭安の2万6830円69銭と反落。前場のプライム市場の売買高概算は5億8363万株、売買代金概算は1兆3538億円。値上がり銘柄数は1011、対して値下がり銘柄数は723、変わらずは104銘柄だった。
きょう前場の東京株式市場は強弱観対立のなか、日経平均が前日終値を挟み方向感の定まらない動きをみせた。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに軟調な動きだったことで、東京市場でもリスクを積極的に取りに行く動きはみられなかった。朝方は売り物を吸収し日経平均はプラス圏で推移し2万7000円台に乗せる場面もあったが、前場後半に軟化。前週末と週明けの2営業日合計で700円の上昇をみせていたこともあり、目先筋の利益確定の動きが上値を押さえた。ただ、値上がり銘柄数が値下がり数を上回り、TOPIXは小幅ながらプラス圏で着地している。
個別では川崎汽船 <9107> が大商いで買い優勢の展開となったほか、ファーストリテイリング <9983> も堅調。東京電力ホールディングス <9501> も上値指向をみせている。三菱重工業 <7011> も高い。KLab <3656> が急騰、ロードスターキャピタル <3482> の上げも目立つ。チェンジ <3962> 、クミアイ化学工業 <4996> なども大幅高。半面、東京エレクトロン <8035> が下落、レーザーテック <6920> も売り物に押された。SUMCO <3436> が値を下げ、メルカリ <4385> も安い。日本電産 <6594> も軟調。SREホールディングス <2980> が大幅安、アイスタイル <3660> も下値を探った。
出所:MINKABU PRESS
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最終更新:6/28(火) 11:49
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