ポンドドルはNY時間に入って買い戻しが膨らんでおり、1.23ドル台を回復している。一時1.2240ドル付近まで下落していた。英政府が北アイルランド議定書の部分的破棄を計画しており、きょうの英議会で議論されている。ポンドにとっては圧迫要因ではあるものの、株式市場の地合い改善を受けたドル安がポンドドルをサポートしている。
ただ、英国はEUとの貿易摩擦を引き起こすリスクがある。市場からは、明らかにポンドにとってマイナス材料ではあるが、市場は既に織り込み済みの可能性が高いとの声も聞かれる。
ポンドは最近、景気敏感通貨としての性格を帯びつつあり、株式市場との正の相関性が高い。株式相場の改善はポンドにとって追い風になるという。
GBP/USD 1.2304 GBP/JPY 166.44 EUR/GBP 0.8617
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
みんかぶFX
最終更新:6/28(火) 1:03
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