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東大生が実践する「効率よく暗記できる」秘訣、歌で覚える人もいる!重要なのは自分の「認知特性」を知ること

6/28 12:01 配信

東洋経済オンライン

記憶力や論理的思考力・説明力や抽象的な思考能力など、「頭がよい」といわれる人の特徴になるような能力というのは、先天的に決められている部分があり、後天的に獲得している能力は少ないと考える人が多いのではないでしょうか。
その考えを否定するのが、偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠氏です。漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当で、MBS/TBS系『100%! アピールちゃん』でタレントの小倉優子さんに大学受験の指導もする西岡氏は、小学校、中学校では成績が振るわず、高校入学時には東大に合格するなんて誰も思っていなかったような人が、一念発起して勉強し、偏差値を一気に上げて合格するという「リアルドラゴン桜」な実例を集めて全国いろんな学校に教育実践を行う会社「カルペ・ディエム」を作っています。

そこで集まった知見を基に、後天的に身につけられる「東大に合格できるくらい頭をよくするテクニック」を伝授するこの連載(毎週火曜日配信)。第18回は「暗記のコツ」について、西岡氏が解説します。
この連載のほかの記事はこちらからご覧ください

■自分の認知特性を知ると、勉強の効率が高くなる

 みなさんは、何かを暗記するときにどのように覚えていますか。

 ・何度も書いて覚える

 ・口に出して音読して覚える

 ・図とかイラストを使って、ビジュアルで覚える

 おそらくですが、これらの覚え方を実践している人が多いのではないかと思います。

 「でも、結局どの覚え方が一番覚えられるんだろう?」「今のこの暗記法って、間違っているんじゃないか」なんてことが気になっている人もいるのではないかと思います。

 実は、この問いに対する回答は「人による」というものになります。みなさんは、人間に「認知特性」というものがあるのをご存じですか。自分の認知特性を知っておくと、自分に合った暗記ができて、勉強の効率が非常に高くなるのです。

 認知特性は、大雑把に言うと3つのタイプに分かれます。

①視覚優位:何かを覚えたりするときに、ビジュアルで覚えるのが得意
②言語優位:何かを覚えたりするときに、文字や文章で覚えるのが得意
③聴覚優位:何かを覚えたりするときに、音で覚えるのが得意
 例えば、「織田信長」という人物を覚えなければならないとなったときに、「織田信長さんはどんな顔をしているんだろう?」と考えて写真で覚えるのが得意なのが視覚優位で、「織田信長」という文字列を覚えるのが得意なのが言語優位で、「おだのぶなが」という音の響きで覚えるのが得意なのが聴覚優位、という具合ですね。

 どの覚え方が優れているかとか、どの認知特性の人がいいかとかではありません。「自分の特性に合った勉強をすると成績が上がりやすい」ということです。

 そして実は東大生は、自分の特性を意識的であれ無意識的であれ知っている人がほとんどです。自分がどういう勉強をすれば覚えられるかをしっかり認識しており、だからこそ勉強の効率がいいのです。

■教科書を何度も読む「言語優位」の東大生

①言語優位の東大生の場合
 言語優位の東大生は、とにかく教科書を何度も読む勉強をしていました。教科書がボロボロになるまで読んで、その教科書の文言を暗記するような勢いで勉強していたのです。いろんな参考書に目を通すのではなく、1つの参考書を何度も何度も読むのです。

 『ドラゴン桜2』の5巻でも、言語優位の学生のエピソードが出てきます。

 (外部配信先では図や画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)

②視覚優位の東大生の場合
 視覚優位の学生の場合は、手帳やノートなどにイラストや色ペンで工夫を加えて、絵的に読みやすくなる工夫を加えて勉強していました。絵心がない場合は資料集などのイラストを印刷してノートに貼ったりして勉強していることが多かったです。

③聴覚優位の東大生の場合
 そして聴覚優位の学生がけっこうやっていたのが、「歌」で覚えるという勉強法です。これは『ドラゴン桜』の3巻で登場しているので、まずはこちらをご覧ください。

■音で知識を覚える方法もポピュラーになりつつある

 このように、聴覚優位な場合は歌で覚えるという人が多かったです。洋楽を聞いたり、YouTubeにアップされている覚え歌を覚えたりして暗記することで、勉強を効率化していたのです。

 そしてすごい東大生は、自分でラップを作って勉強していました。『東大生ラッパーが教える ラップで学ぶ世界史』なんて本が発売されているのですが、音によって知識を効率的に覚えるというやり方はかなりポピュラーになりつつあるのです。

 いかがでしょうか。今回はいろんなパターンの勉強法をおすすめしましたが、すべての勉強法が自分にマッチしているというわけではありません。自分にはなかなかマッチしていないという勉強もあると思いますし、逆にとてもマッチしてすごく勉強効率が上がった、なんてものもあるかもしれません。

 自分なりの工夫を、みなさんには模索してもらえればと思います! 

東洋経済オンライン

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最終更新:6/28(火) 12:01

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