きずなＨＤが急騰、２２年５月期の業績予想を上方修正

　きずなホールディングス <7086> が急騰。２７日引け後に、２２年５月期の連結業績予想（ＩＦＲＳ）を上方修正したことが好感された様子。株価は前日比１７０円高の２０５０円まで値を上げている。

　２２年５月期について、予想売上収益を９２億円から９２億７０００万円（前期比１５．４％増）に、営業利益を１０億円から１０億７０００万円（同４６．０％増）にそれぞれ引き上げている。売上収益は、新型コロナウイルス感染症の影響長期化に伴い、葬儀単価は８０万１０００円（従来予想比３万９０００円減）と予想を下回る一方、広告宣伝投資の積極化等により葬儀件数が１万７５２件（同５５２件増）に増加したことが主な要因。営業利益は、増収効果に加え、内製化をはじめとしたコスト抑制、人員採用の遅れ等もあり上ブレる見通し。

　午後１時１２分現在の株価は１０６円高の１９８６円。

提供：モーニングスター社