NYダウは17日の年初来安値2万9888.78ドルから1週間で1600ドル超(5.4%)戻しているが、特に直近の23-24日だけで1000ドル超も上昇しており、上昇ピッチが速い。日足チャートでは25日移動平均線の3万1739ドルも意識され、同水準を上抜くのに時間を要するようだと利益確定売りに押されて調整が長引く可能性もありそうだ。
なお、きょう発表予定の米5月耐久財受注額は前月から伸びが鈍化する見通し。また、米5月中古住宅販売成約は前月同様にマイナスが予想されている。どちらも市場予想通りなら米景気後退の懸念を払しょくできるような材料にはなりそうにない。
<主な米経済指標・イベント>
米5月耐久財受注額、米5月住宅販売成約
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提供:モーニングスター社
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最終更新:6/27(月) 17:01
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