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【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─コロナ退潮で開くリユース飛躍の「扉」!

6/26 9:30 配信

株探ニュース

「コロナ退潮で開くリユース飛躍の『扉』!」

●中古時計ブームが示唆する高額消費の高まり

 私は事務所では電話番もしている。私のデスクの上に家電話があるからだ。ただ、かかってくる電話は少ない。ほとんどが不動産業者やリユース業者、屋根や壁の塗装業者などになる。オレオレ詐欺業者(?)からは5年ほど前は時々かかってきていたが、最近はまったくない。

 頻度が高いのは上述の3業者で、ほとんど速攻で断ってしまうのだが、株式投資の観点からは、興味が湧くのがリユース業者からの電話になる。

 まず、たいてい古い衣類などがないかと問い合わせてくるのだが、最近「時計」という言葉がよく出てくる。もちろん、時計人気が高まっているからだ。

 実は私は数年前、懐中時計を集めていたことがある。最も古いもので明治初年に米国で販売された中古時計があり、これを購入したことで満足してしまい、いまではかなり興味が薄らいでしまっている。

 ところが、同じく古い時計を集めている知人によると、いまは数年前とは比較にならないほどのブームだという。ロレックスやオメガの一部中古時計になるととんでもない高値で売買されている……と。

 インフレ懸念が高まっている中で、野菜や菓子、飲料などの10円~100円の値上げが大いに気になる時代になっているというのに、一方で100万円どころか、500万、1000万円もする高級時計、それも新品だけでなく、中古のものもよく売れている状況をどう見るか。

 コロナの感染拡大がピークを越えたことで、これまで閉じていた趣味、嗜好、娯楽を楽しむ扉が開いたのだ。

 こう見てよく、今後、それはますますオープンになり、これまで抑えていた高級品の購入にもお金を注ぎ込むようになると見てよい。

 そういえば、すでにダイヤモンドの販売も上向いており、宝飾品に強いヨンドシーホールディングス <8008> [東証P]の業績も上向きはじめている。

●リユースに強み持つ企業に照準

 こんな状況を踏まえて注目されるのは、 リユース事業に強い企業になり、まずはシュッピン <3179> [東証P]になる。この会社はカメラがメインだが、時計にも力を入れているので今後も収益を伸ばし続けると見てよい。

 ファッション系の中古ブランド品に強いのはコメ兵ホールディングス <2780> [東証S]。時計専門店も運営していることから株価も期待が持てる。

 衣料品やホビー用品などの買い取りに強いのが買取王国 <3181> [東証S]。社名が覚えやすいこともあって利用者増が続いている上に、工具まで扱っている点も評価できる。

 PCや家電、家具、衣料など、それこそなんでもといえるほど多彩に扱っているのが、ハードオフコーポレーション <2674> [東証P]。株価は滅多に急騰はないものの、堅実高は続く可能性が高い。

 中古ブランド品だけでなく、骨董、美術品などに強いのがバリュエンスホールディングス <9270> [東証G]で、買い取った品物をオークションが販売するシステムにより、収益力を高めている点に注目だ。

 最後にセイコーホールディングス <8050> [東証P]を。この会社はもちろんリユース事業を展開しているわけではない。日本を代表する 時計メーカーとして健闘しているのを考えると、株価はもっと上昇してもおかしくない。それに欧米で中高価格帯品の需要が伸びている。

2022年6月24日 記

株探ニュース(minkabu PRESS)

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最終更新:6/26(日) 21:15

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