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米ドル/円は最低でも140円、1998年高値の147円台後半や、150円が目標になる可能性も。米ドル/円の買いポジションをキープ!

6/25 16:06 配信

ザイFX!

日銀がYCCの幅を拡大する可能性があるとの観測が出て、米ドル/円は一時131円台にまで下落
 先週のコラムで紹介したタラレバ話ですが、結局、何も起きずに終わってしまいました。お騒がせをいたしました。

 しかし、一時市場でも日銀がYCC(※イールド・カーブコントロール)の幅を拡大する可能性があるとの観測が出て、米ドル/円は一時131円台にまで下落しましたので、まんざら的外れの話ではなかったのではないかと思います。

(※編集部注:「イールド・カーブコントロール」とは、長期金利と短期金利の誘導目標を操作して、イールドカーブを適切な水準に維持すること)

日銀が金融政策を変更するつもりがない限り、これからも円安は続くという単純な結論に
 ただ、今回のことで確認出来たことは、政府から圧力をかけられようが何をしようが、黒田日銀総裁はブレないということです。

 確かに、最近の急激な円安は日本にとって良くないという認識は政府と共有していますが、だからと言って金融政策は変えるつもりはない、簡単に言えばそういうことです。

 現在の円安は、日銀の金融政策によるものであることは誰もが認めるところですので、日銀が金融政策を変更するつもりがない限り、これからも円安は続くという単純な結論になるということです。

 残る手段は為替介入ということになりますが、これも以前お伝えした通り、米国がこの米ドル売り介入を認めてくれるかと言えば、なかなか難しい。

 そうなってくると、最近の円安には懸念を示すものの、打つ手がないということだと思います。

米ドル/円の次の目標は140円、その次は1998年の高値の147円台後半、その先に150円ということに
 一方、日本以外の先進国は、ほぼ利上げ加速モードに入っています。

 その先頭を行っている米国ですが、CPI(消費者物価指数)などが予想を大きく下回ったり、原油価格が急落したりしなければ、7月も0.75%の利上げを実施するのは確実だと私は考えています。

 日米の金利差は確実に拡大していきます。やはり、米ドル/円を中心に今後も円安が進行するというシナリオが一番可能性としては高いのではないかと思います。

 米ドル/円で考えると、116円台から今回の上昇トレンドが始まったわけですが、節目であった120円、125円、130円、135円と、途中多少の乱高下をこなしながらも、確実に節目を抜けて上昇してきています。

 次の目標は140円、その次は1998年の高値の147円台後半、その先に150円ということになります。

 どこまでいくかということに関しては、米国の利上げによって、米国の物価、具体的に言えばCPIがどこで頭打ちになって下がり始めるか、そして、米国の景気がどこから落ち込んでくるかのスピードのバランスによってくると思いますので、「ここまで」とはっきり言える状況ではありません。

 しかし、少なくともこの先1~2ヶ月でそういう状況がやってくるとは思えませんので、140円ぐらいまでは最低でも行くのではないかと現状では考えています。

IMMを見ても、ここ1ヶ月余りはむしろ円売りポジションが縮小。米ドル/円でのロングポジションをキープ! 
 IMM(国際通貨先物市場)のポジションを見ても、これだけ円安が進行してきたにもかかわらず、ここ1ヶ月余りはむしろ円売りポジションが縮小しています。

 IMMのポジション動向がそのまま為替市場全体を表しているわけではありませんが、全体のミニチュア版としてある程度参考になると思います。

 そこから考えても、投機的なポジションが円売り方向に大きく傾いている様子ではありません。

 ここまで、節目、節目では調整局面もこなしてきました。今後も円安方向を見て、米ドル/円でのロングポジションをキープするという方針でいきたいと思います。

ザイFX!

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最終更新:6/29(水) 14:47

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